炭素繊維複合材
プリプレグ
炭素繊維複合材は、2019年4月よりENEOSテクノマテリアル株式会社へ移管(航空機用プリプレグを除く)いたしました。
概要

当社はプリプレガーとして、ご要望に応じた樹脂開発も含め対応出来る、お客様の成形品ビジネスをご支援できるパートナーです。
- 20年以上にわたる、自社工場でのプリプレグ製造実績があります。
- Pitch系炭素繊維はもちろんのこと、PAN系や各種エンプラ繊維にも対応可能です。
- 取り扱いの困難な特殊織物への対応もご相談ください。
- 自社開発樹脂により、様々な特性を持ったプリプレグが製造可能です。
自社開発プリプレグ用樹脂(代表例)
樹脂種類 | 特徴 | 硬化条件 | ガラス転移温度 |
---|---|---|---|
エポキシ | 汎用 | 130℃/1hr | 140℃ |
高靱性 | 130℃/1hr | 140℃ | |
高耐熱 | 180℃/2hr | 210℃ | |
低温硬化 短時間硬化 |
90℃/1hr | 90℃ | |
130℃/10min | 120℃ | ||
シアネートエステル | 高耐熱・高靱性 低アウトガス |
180℃/2hr | 230℃ |
+232℃/2hr | 260℃ | ||
ベンゾオキサジン | 高圧縮強度 難燃性 |
185℃/2hr | 190℃ |
汎用エポキシを用いたピッチ系炭素繊維プリプレグについては、関連会社の日本グラファイトファイバーにお問い合わせください。
複合材の性能は繊維だけが決めるものでしょうか?
繊維とマトリックス樹脂で構成されるのが複合材であり、繊維が良ければすべて良し、というものではありません。
当社では自社開発の樹脂を使用した高靭性、高耐熱、低アウトガスといった多様なプリプレグをご用意しています。
ENEOSテクノマテリアル株式会社
本社
〒130-0013 東京都墨田区錦糸1-2-1 アルカセントラル7F
電話 03-5619-4920 FAX 03-5619-4919