CAREER

事務系職種の
多様なキャリアを知る

特定の職種や勤務地に拘らずに幅広く多様なスキルを経験が身に付く。
グローバルでビジネスを手掛けているからこそ得られるキャリアがあります。

Case #01

多彩な業務で培った広い視野・知見を活かし、
ENEOS所有の広大な土地活用に取り組む。

入社後、ENEOSで経験してきたこと

振り返れば、約20年のキャリアの中で多種・多様な経験を積んできました。入社後は総務グループで幅広い業務を経験し、その後、海外事業部で潤滑油の販売や新規事業に携わりました。さらに、ESG関連業務にも従事しました。ENEOSは日本でも世界でも影響力の大きい企業であり、入社当初から仕事の規模の大きさを実感してきました。業界トップ企業であるため、仕事の決断や結果が注目されます。その分、責任感が求められますが、それが大きなやりがいにもつながっています。

これまでの経験は、現在の仕事にどう活かされている?

現在は、不動産戦略グループで、製油所跡地など広大な土地の活用方法を検討しています。当社敷地の多くは埋設物や護岸、残存設備などさまざまな課題を抱えており、土地を不動産として活用できるよう「商品化※1」するのが現在の仕事です。入社時から、多彩な業務を経験し、広い視野を持ったバランスの取れた判断ができる人材への成長を目指してきました。事実、多くの経験を積んだことで、目指す姿に近づいている手応えを感じています。今の業務は、行政および地元住民の方々の期待を受けた取り組みであり、今まで培ってきた知見をフルに発揮したいと考えています。

※1:課題を解決した状態、または課題は残したままでも値引きで売却・活用できる状態。

D.K.

  • 総務部 不動産戦略グループ
  • 2004年入社
1年目

総務部 総務グループ総務グループで予算管理や遊休地管理、株主総会事務局や取締役会事務局の運営、各種契約審査や法務相談など、多彩な業務を担当。

4年目

海外事業部海外における潤滑油の販売と新規事業の展開、海外子会社の管理に従事。新規の海外工場建設の検討に携わる機会があり、海外進出時の課題やハードルを肌身で理解した。

11年目

総務部 法務グループ契約審査や法務相談、取締役会事務局の運営、安全保障貿易管理などを担当。また新入社員と中途採用社員のOJTとチーム総括を任された。

16年目

ESG推進部 ESG推進1グループESGに関わる諸施策の検討および実行を担当。ESG格付け機関の評価を上げることがひとつの目標であり、そのためにESG推進体制の検討や社員に対するグループ理念・行動基準の浸透、人権デューデリジェンスの企画・実行などを進めた。

17年目

総務部 管財グループ大規模遊休地(製油所等)の跡地開発検討、次年度以降の組織検討、大規模遊休地に関する要領制定を担当。

18年目

総務部 不動産戦略グループ(名称変更)和歌山製油所の行政対応、新潟サンライズゴルフコース、船川事業所、室蘭事業所、清水製油所の跡地開発検討を担う。

Case #02

本社から製油所まで様々な部署を経験。
多くの人々と協力しあって最善を追求する。

入社後、ENEOSで経験してきたこと

本社と製油所で多岐にわたる業務を経験してきました。どの部門で仕事をしても感じてきたのは、ENEOSは日本の社会・生活の基盤を支える企業であり、大きな社会的使命を担っていることです。また、一つの部門の中でも多様なチャレンジが可能です。たとえば、同じ人事部門でも、本社の人事と製油所の人事では、役割や課題が異なり、それぞれを経験したことで、スキルの幅が広がり、業務をより深く理解できるようになったと感じています。

これまでの経験は、現在の仕事にどう活かされている?

現在はENEOSホールディングス㈱に出向し、秘書部秘書グループのマネージャーを務めています。業務内容は、社長・副社長等をはじめとする役員のサポート、役員人事・報酬、指名・報酬諮問委員会事務局など。当社のガバナンス改革の一環として実施している、取締役選任プロセスの見直しにも携わっています。役員秘書の役割も、サポート型から提案・伴走型へと移行することが急務と考え、体制の見直しを進めているところです。秘書部門は今回が初めてですが、これまでの部門で多くの人々と協力しあいながら最善を追い求めてきた経験が活きていると感じています。今後はそれを次世代に引き継いでいくことも自分の使命だと思っています。

R.M.

  • ENEOSホールディングス株式会社 秘書部秘書グループ
  • 2007年入社
1年目

化学品総括部 化学品総括グループ化学品の採算管理業務を担当。各製品が予算に対してどれくらい売れているのかなどを集計・分析。それが部門としての判断につながることにやりがいを感じた。

3年目

人事部 人事グループ(採用・研修チーム)教育研修の企画・運営に携わる。特に力を注いだのが新入社員研修。研修プログラムの企画から、スケジュールなどの調整はもちろん、研修期間中は指導員として新入社員の相談役も務めた。

7年目

人事部 人事グループ(人事チーム)社員の異動に関する業務や賞与計算業務を担当。当社を支える社員の採用・配置・処遇・退職に関する業務を一通り経験でき、会社が人によって支えられていることを再認識した。

13年目

経営企画部 第2グループ会社運営の基礎となる権限規程の管理や、事業が変化していく中での組織・要員の在り方に対する検討、経営会議の運営に関する業務などを担当。また、働き方改革の事務局にも携わった。

15年目

川崎製油所 総務2グループ国内最大級の製油所である川崎製油所に異動し、グループマネージャーに着任。積極的に現場に足を運び、所全体の課題を適切に把握したうえで、部下の力を引き出しながら対策を講じることに務めた。

18年目

ENEOSホールディングス㈱出向 秘書部 秘書グループ秘書部秘書グループのマネージャーを務める。役員秘書の役割を、サポート型から提案・伴走型へと移行するべく、体制の見直しに着手している。

Case #03

さまざまなキャリアの選択肢があるENEOS。
それが自身の幅を広げ成長を促した。

入社後、ENEOSで経験してきたこと

ENEOSにはさまざまな部署があり、ゆえにさまざまな人がおり、さまざまな発想があります。そういった多様な視点に触れることで、自分の幅が広がったと感じています。入社後、燃料油営業、販売企画、販売促進などを経験。さらにIT戦略部に異動となり、販売業務への新ERPシステム導入支援に従事しました。ENEOSには、さまざまなキャリアの選択肢があり、それぞれに合ったキャリアを形成できると考えています。また、多くの部署との調整は非常に大変ですが、大きな組織、多くの人を動かす力は、当社にいたからこそ身に付いたものだと実感しています。

これまでの経験は、現在の仕事にどう活かされている?

ENEOSはガソリンスタンドのイメージが非常に強く、生活に身近であるゆえに多くの方から親しみを感じていただいています。一方で社会は着実にカーボンニュートラルに向かっています。化石燃料からの転換(エネルギートランジション)という世界的なトレンドに対し、ENEOSは次世代のエネルギー・素材開発にも先んじて取り組みを開始しています。現在、こうしたENEOSのカーボンニュートラルの取り組みを多くの方に知っていただくための広報活動を担当しています。これまで身に付けた知見、そして人を、組織を動かす力を、情報を発信していく広報活動に活かしていきたいと考えています。

M.O.

  • 広報部 コーポレートコミュニケーショングループ
  • 2007年入社
1年目

東京支店 業務グループ・販売グループ東京・千葉・埼玉エリアの燃料油販売管理と特約店営業を担当。

4年目

販売企画部 販売総括グループ販売システムの統合と管理統括、予算管理などに従事。

6年目

関東第2支店 業務グループ埼玉・神奈川・静岡・山梨エリアのガソリンスタンドでの販売促進の企画立案・実践に取り組む。

8年目

販売企画部 販売計画グループ燃料油事業の売価・損益管理を担当。

12年目

広報部 広報グループマスコミへの情報発信業務を担当(プレスリリース・取材誘致など)。

14年目

IT戦略部 ERP業務改革推進グループ新ERPシステムの販売業務への導入支援に従事。

17年目

広報部 コーポレートコミュニケーショングループコーポレートコミュニケーション戦略企画の立案・実践を担当。ENEOSのカーボンニュートラルの取り組みを多くの方に知っていただくための広報活動に注力している。

Case #04

トレーディングの高い専門性を駆使し、
海外市況や需給環境を的確に把握・分析する。

入社後、ENEOSで経験してきたこと

入社4年目のロンドンのENEOS Europe派遣以降、ほぼ一貫して原油・石油製品トレーディング事業に携わってきました。トレーディングに関わる多様な業務経験を通じて、専門性を高めることに注力。世界経済動向や地政学リスクを意識しながら、石油業界だけでなく情報業や金融業などの取引先と仕事ができることに魅力を感じています。事業会社にいるからこそ、それらの市場環境が会社業績に直接影響することを実感できます。一方で、業務範囲が多岐にわたるため、専門スキルを磨く上では苦慮している面もあり、その分、幅広くアンテナを張るよう心がけています。

これまでの経験は、現在の仕事にどう活かされている?

原油・石油製品のトレーディングを担う部門で、海外市況や需給環境について調査・分析する業務を担当しています。最新の市況変動要因や今後の動向について情報収集し、わかりやすく整理して社内に展開することで、最適な原油調達や石油製品輸出入を実現できるようサポートするのがミッション。規模感のある石油精製業をバックにトレーディング事業に携わることができ、そのダイナミズムを実感しています。これまで、トレーディングに関わる多様な業務経験を積んできましたが、「そのすべての経験が自分の糧になっています。

A.O.

  • 原油・製品トレーディング部 製品グループ
  • 2010年入社
1年目

石油化学品本部 アロマ部ベンゼングループベンゼンの石油化学会社向け販売業務に従事。顧客とのロジスティクス調整や請求関連業務の他、市況分析・採算管理業務等を担当。

4年目

海外事業所研修生として、ENEOS Europe(ロンドン)へ派遣原油・石油製品トレーディング事業補佐の傍ら、潤滑油事業や経理/総務関連業務を経験。

5年目

人事部 海外人事グループ海外拠点への人事制度導入にあたり、制度説明や研修を担当。海外駐在員支援も担当した。

8年目

供給計画部 供給改革グループトレーディング事業拡大に向けたプロジェクトに参加。コンサルティング会社も交え、新たな取り組みに必要な社内基盤の整備等に携わる。

10年目

需給部 海外製品グループ
(組織改編で現在の原油・製品トレーディング部製品グループ)
市況情報分析の他、製品輸出入関連の成果をレポートする業務、トレーディング関連の海外拠点の予算編成・業務委託料清算等に従事。

Case #05

多彩な業務で身に付けたスキルが、
新たなEV事業を前進させる力になる。

入社後、ENEOSで経験してきたこと

業界最大手かつさまざまなビジネスに取り組んでいるENEOSだからこそ、多様な経験を積むことができたと感じています。入社後に配属となった需給部では、トレーディング業務を通じて交渉力や迅速な決断力を、法務部では、法律知識に加え、株主総会業務を通じて運営能力を身に付けました。また、販売企画部や日本経済団体連合会(経団連)では、分析力や戦略策定力が向上しました。現在所属しているEV事業推進部には、新規事業の特性上、経験者採用で入社した仲間も多く在籍しており、多様性に富んだ刺激的な環境で新たなビジネスに挑戦しています。

これまでの経験は、現在の仕事にどう活かされている?

当社が2022年11月に立ち上げたEV充電サービス『ENEOS Charge Plus』では、サービスステーションを軸とした全国的なEV充電ネットワークの拡大を進めています。その中で私は、事業戦略の策定や新サービスの開発に携わっています。これまで培った石油の知識が通用せず、新規事業ならではの苦労も絶えませんが、さまざまな部門での経験を通じて得た多角的な視点と、社内外で築き上げた幅広いネットワークが、事業環境を的確に分析し、新しいアイデアを生み出すための原動力となっています。

S.N.

  • EV事業推進部 EV事業企画グループ
  • 2014年入社
1年目

需給部 製品グループ配属燃料油や石油基材の国内トレーディング、国内製品市況分析、コンビナート事業管理などを担当。

4年目

JXTGホールディングス株式会社(出向) 法務部 法務グループ株主総会事務局、契約審査、合弁事業等のプロジェクトに対する法務支援などを担当。

6年目

販売企画部 販売計画グループ燃料油の国内販売計画立案・実行管理、価格改定、安定供給体制の管理などを担当。

9年目

一般社団法人 日本経済団体連合会(出向)国際協力本部アフリカ・中南米・アジア各国との経済連携強化に向けた民間外交および政策提言の策定を担当。

11年目

EV事業推進部 EV事業企画グループEV充電サービス『ENEOS Charge Plus』において、事業戦略の策定や新サービスの開発に携わる。

Case #06

広報、営業、販売企画で得た知見を、
最大限に活かしてプロジェクトを動かす。

入社後、ENEOSで経験してきたこと

ENEOSでのキャリアは新たな発見の連続です。最初に配属された広報部では、マスコミに情報発信を行うほか、当時スポンサーを務めていたオリンピック関連のプロジェクトにも従事しました。その後、中国支店に異動し、特約店の営業担当として、SSの立上げ、運営管理を担当しました。現在所属する販売企画部販売計画グループは、燃料油の安定供給と会社の安定的な収益確保を担っており、私は、燃料油の価格体系管理や環境に配慮した燃料油の販売企画を担当しています。これまでの様々な経験が、多角的アプローチで物事を捉え、課題解決に向けて動く力の原動力となっています。

これまでの経験は、現在の仕事にどう活かされている?

私は、仕事を通じて自分の可能性にチャレンジし、社会に貢献したいとの思いを持っています。燃料油の安定供給を支える現在の仕事は、自分の仕事が社会に直結していることを実感でき、大きなやりがいを感じています。販売部門は今、将来に向けた燃料油の販売戦略や次世代燃料の検討という重要なミッションを抱えています。幅広い産業と関わりを持つENEOSには、日本全体を俯瞰し、業界をリードする役割が求められていると感じます。そのためにも、まずは自分が対面する顧客や社会のニーズを拾い上げ、課題解決に向けて挑戦していく、今後もそのような仕事に取り組んでいきたいと考えています。

J.T.

  • 販売企画部 販売計画グループ
  • 2015年入社
1年目

広報部 宣伝グループ(3年目、広報部広報グループ)社内報企画・運営、マスコミ対応業務などを担当。「東京2020プロジェクト」にも参加。

4年目

中国支店 販売3グループ山陰地方のサービスステーション(SS)を運営する特約店への営業担当を経験。

6年目

販売企画部 販売総括グループ販売関連行事の企画・運営、販売関連プロジェクトなどを担当。

7年目

ENEOS労働組合企業内労働組合の専従役員を経験。

10年目

販売企画部 販売計画グループガソリン・灯油・軽油・A重油の価格管理、環境に配慮した燃料販売の企画業務などを担当。次世代燃料に関するプロジェクトにも参加。