JOB

プロセスエンジニアを知る

“プロセスエンジニア”の仕事とは?

石油精製のプロセスにおける
生産性向上、価値最大化に貢献。

ENEOSの国内燃料油販売シェアは約50%と国内第1位であり、資源が乏しい日本において安定的にエネルギーを調達・供給することは、当社の最大の使命です。
なかでもプロセスエンジニアは石油精製事業を技術で支え、製油所全体の生産性向上や価値最大化に貢献することが職務となります。

業務詳細 #01

プロセスエンジニア

プロセスエンジニアは製油所の安定操業を維持しつつ、競争力を向上させるための様々な技術的施策にも取り組みます。
入社後は製油所の一部装置を担当し、安定稼働させる術を習得。そしてゆくゆくは、製品を効率的に製造するための「最適運転」を提案できるようになることが求められます。
そのほか競争力を向上させるための大型投資案件の検討や、新技術の導入など、責任ある業務を様々に任されます。

やりがいと成長

「人々の生活に欠かせないエネルギーを安定供給する。」その一翼を担うというプレッシャーのなかには、大きなやりがいがあります。さらに、IoTやセンサー技術、AIといったデジタル技術を組み合わせて既存事業の効率化を図るなど、チャレンジできるテーマが多彩なのも魅力です。
また、プロセスエンジニアとして学んだ知識や経験はENEOSの多方面で生きてくる素養であり、将来は技術部門、供給部門、新規エネルギー部門など、活躍できるフィールドが様々に広がっています。

プロセスエンジニアに
求められるスキル

新しい価値に挑む
チャレンジ精神

過渡期にある既存の石油精製事業を変革するには、さまざまな課題をクリアしなければなりません。そのため自らリーダーシップを発揮し、未知の分野に分け入ろうとするチャレンジ精神は必要不可欠です。

あきらめずにやり抜く
粘り強さ

一度取り組んだらとことん突き詰める。その粘り強さがブレイクスルーにつながります。

周囲と連携する
コミュニケーション力

業務を一人で進めるには限界があるため、社内の各部門はもちろん、異分野の人たちとも積極的に連携していかなければなりません。従って、コミュニケーションスキルはプロセスエンジニアに求められる大切な資質の一つとなります。

業務詳細 #02

プロセス安全担当

製品を安定供給するためには、「安全操業」が大前提となります。安全操業を堅持しながら、重大事故を撲滅する、あるいは万一事故が発生した場合でもその影響を最小限に抑えるために、当社は「リスク・ベースド・プロセス・セーフティ」(RBPS)という考え方を採用しています。
これは限りある経営資源を重大リスク低減のために、効率的に活用するという考え方です。それを実現できるようリスクアセスメントを進めるなど、安全操業を固守することがプロセス安全担当者に課せられたミッションです。

やりがいと成長

保安関係法令もRBPS の方向に進みつつあります。例えば「高圧ガス保安法」では、より高度な自主保安を進めるための「スーパー認定事業所制度」がスタートし、当社の川崎製油所、堺製油所、水島製油所もスーパー認定事業所として認められました。各製油所において、このRBPSを主導していくのがプロセス安全担当者です。安全操業の確立はまさに終わりのない旅であり、活躍の場面が途切れることはありません。
また、安全などに関して発表をする機会が国の内外であるほか、本社で安全担当者を統括するなど、より高いレベルの役割を目指すこともできます。

プロセス安全担当に
求められるスキル

安全に対する責任感

プロセス安全に対する高い関心を寄せていることはもちろん、安全に対して強い責任感を有していることが求められます。

幅広い分野の知識

運転、技術、保全、設計など、製造プロセスにおける幅広い知識を備えている、あるいはそれを補完できるだけのコミュニケーション力を有していることが必要です。

物怖じせず発言する力

現場のリーダーとしてマネジメント層に指南する場面が出てくるほか、調査機関や監査役などへの対応も求められます。そのためリーダシップはもとより、臆せず発言する力も望まれます。