INTERVIEW
石油精製装置の保守を担当。
一から計画した工事を成し遂げ、
大きな達成感とやりがいを得る。
川崎製油所
Y.K.
- 2019年入社
- 川崎製油所 設備保全1グループ
- 機械工学科卒

ENEOSに決めた
理由は?
学生時代から車やバイクが好きで、就職でも車やバイクに関わる仕事がしたいと思っていました。インターンシップはENEOSに参加し、根岸にある中央技術研究所で1週間過ごしました。中央技術研究所では、エンジンオイルの試験や潤滑油の開発などを行っており、これら製品がすべて石油からできていることを知りました。石油精製について調べる中で、それが社会インフラを支える非常に重要な役割を担っていることを知り、仕事の規模の大きさを実感しました。この仕事ならやりがいを大きく感じられると思い、入社を決意しました。

現在取り組んでいる
仕事内容は?
設備保全グループでは、主に石油精製装置の静機器のメンテナンスを行っています。メンテナンスと一概に言っても業務は多岐にわたり、既存設備の補修・改造や新設・撤去工事も業務の一つ。製油所には、静機器と呼ばれる配管や熱交換器、タワーやドラムといった装置が多数存在しており、設備保全グループが管轄する対象は広範囲に及びます。川崎製油所は、日本最大級の処理能力を誇るFCC(流動接触分解)装置や日本で唯一のRC(重質油脱硫分解)装置を保有しており、それらに携わることができるのもENEOSの魅力と思います。

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高専での経験が活きていると
感じるのはどんな時?金属材料の選定や機器のたわみ、応力を確認する時に高専での経験を活かすことができたと感じました。製油所では金属材料が豊富に使用されており、それぞれ特性が異なるため、材質の選定や特徴を調べるのに苦労することもあります。しかし、高専で学んだ知識があればある程度理解することができます。また、製油所の装置は高温・高圧環境のものが多く、温度や圧力による影響も考慮しなければなりません。温度・圧力による影響の有無、選定した材料が問題ないか検討する際に高専時代に学んだ材料工学や材料力学が役立っています。
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印象に残っている
仕事を教えて。入社2年目の頃、運転中の排熱ボイラーにて不具合が発生し補修を行ったことが特に印象に残っています。急ぎの工事であったため、工事計画や見積りの確認などに追われて忙しい時期でしたが、今では良い経験だったと思っています。普段担当していただいている協力会社では対応が難しい内容だったため、初めて関わる別の協力会社と共に仕事を進めることになりました。その際、コミュニケーションが非常に大切だということを痛感。それからは関係者とのコミュニケーションを密に、円滑にとるように意識しています。
ENEOSに入社してよかったと
感じることは?
様々な方々と深く関わることができることです。製油所の保全の仕事は、協力会社の方々の協力なくしては成り立ちません。業務をしていく中で、「この工事の担当が君で良かったよ」と言われたことがあり、非常に嬉しい気持ちになると共にモチベーションが上がったこともよく覚えています。入社して良かったと実感しました。また、ENEOSは大企業ということで知名度もかなり高いため、家族が安心してくれているのも事実です。このような部分もENEOSに入社して良かったと感じる一つです。

仕事のやりがいについて
教えて。
自分が一から計画した工事が無事に完了した時は、安心と共に達成感、やりがいを感じます。特に大型工事は計画も工事も大変ですが、その分やりがいも大きなものがあります。また、それぞれの装置で特性が異なるため、補修方法が異なることも多く、製油所での仕事には膨大な知識が必要です。まずは、どの装置にも対応できる力・知識を付けていくことを目標としています。ENEOSでは様々な事業を展開しているため、いずれは製油所で得た知識や仕事のノウハウを活かして、新しい仕事にもチャレンジしたいと思っています。

ワークライフバランスの
充実度について教えて。
ワークライフバランスについては、非常に充実していると思っています。突発のトラブルが発生した際や2年に1回の定修工事の際はやはり忙しいですが、総じてワークライフバランスは満足しています。年休の取りやすさはもちろんですが、連続休暇も取りやすく、コアタイムのないフレックス制度、テレワーク制度なども魅力的です。特に連続休暇が取れることによって、地元への帰省や旅行に行きやすく、プライベートも充実できています。

1日のスケジュール
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8:00
出社・メールチェック・体操
出社後、メールチェック。毎朝、アクティブ体操という体操を行い、ケガの防止に努めています。
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8:15
当日の工事やタスクの確認
基本的には毎日朝から工事が始まるため、順調に着工できるか、工事予定変更をする必要がないかを確認します。
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8:45
デイリーミーティング
担当している製油2Grの方々と不具合情報の確認や懸念事項について話し合いを行います。
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9:00
現場立会 or 工事計画
現場の立会、事務所でデスクワーク(工事計画)を行います。
また、実際に工事をする箇所の事前確認を行うため、現場に出ることもよくあります。 -
12:00
昼休憩
毎日食堂で仲間たちとご飯を食べています。
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13:15
現場立会 or 工事計画 or 会議に出席
午前中から引き続き現場の立会を行う日もあれば、事務所でデスクワーク(工事計画)を行う日もあります。また、工事に関する会議にも出席します。
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15:00
グループ勉強会・グループミーティング
川崎製油所 設備保全1グループでは、2週間に1回の頻度でグループ勉強会を、1週間に1回の頻度でグループ員全員が集まってミーティングを行っています。
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16:30
チームミーティング
チームリーダーが主体となり、チーム員のタスクの進捗状況の確認やスケジュールの確認を行います。
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17:00
翌日の工事の確認、
退勤前のメールチェック -
17:30
退社
オフの過ごし方
「ドライブ」「ツーリング」「旅行」「スノーボード」「ゴルフ」「キャンプ」など多趣味で、専らアウトドア派です。休日は基本的に出かけています。特に、年に1度学生時代の友人たちと行く旅行は、とても楽しみにしているイベントです。週末のオフの予定を仕事のモチベーションにして、日々業務と向き合っています。