1高低高3)℃001(度粘動粘度ギヤグランドDXシリーズ性能添加剤ギヤグランドDXシリーズ低粘度化した場合、高温域で必要最低粘度を下回りギヤが損傷する可能性あり低粘度油高温域製品粘度基油粘度基油耐久性変更なし基油粘度特性を変えずに省燃費を実現できるギヤ油の開発に着手一定の粘度の確保が重要極性ポリマーとは?添加剤中の分子に電気的偏りを有する高粘度のポリマー。これを適用した油では、潤滑状態が厳しい領域でも厚い油膜が形成されます。■ギヤオイルの低粘度化のイメージ図■ギヤオイルの組成イメージ独自技術一般的なギヤオイル必要最低粘度低粘度化は省燃費化の最も一般的な手法ですが、ギヤオイルの低粘度化は、耐久性が重視される大型車では、耐久性悪化や動力の伝達効率悪化の懸念があるため、これまで進んでいませんでした。大型車の燃費はシミュレーション法により、エンジン単体試験による燃料消費量を燃費換算します。一方、駆動系効率は、ユニット形式(AT・MT等)により係数が設定されていて、油の影響は考慮されていないため、省燃費ギヤオイルのニーズはありませんでした。しかし、輸送業界からの省燃費に対するニーズに対応するため、省燃費ギヤオイルの開発に着手しました。極性ポリマーを使用し、油膜保持性を向上させることで、従来品から粘度を下げることなく省燃費を実現しながら、ギヤへの高い耐久信頼性を確保しました。実使用温度範囲温度極性ポリマー性能添加剤15省燃費ギヤ油開発の背景独自技術のご紹介ギヤグランドDXシ 独自技術
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