温度 ℃水005℃℃−−−−9mm2/s1.5以下30以下180以上26以下170以上2.0以下20以下200以上35以下250以上30以下230以上1.5以下50以下280以上注1)質量%200以上0.05以下190以上220以上280以上0.1以下250以上310以上●480以上●580以上▲500以上■600以上●5.0以下●4.0以下1.5以下▲5.0以下■6.0以下1.4以下この領域の冷却が単なる水と比較してマイルド5vol%さびなし点さび若干発生〔主な用途〕ユニクエンチWG(N)項 目動粘度引火点代表性状淡黄色透明1.0752259.0燃焼点水分測定プローブ:ISOプローブ液温:30℃液流速:4L/min2025時間:sec30試験片:SPCC材1015注2)900800700600500400300200100WG焼われの防止10vol%さびなしさびなし濃 度1週間後2週間後外 観密 度 @15℃ g/cm3動粘度 @40℃ mm2/spHユニクエンチWG(N)の添加効果ユニクエンチWG(N)は、防錆性も良好安 定 度800℃から400℃までの冷却秒数sec残留炭素分の増加質量%粘度比ユニクエンチWG(N)は、ポリアルキレングリコールを主成分とし、それに防錆、防腐添加剤を配合した不燃性の水溶性焼入液です。単なる水の場合は、油と比べて冷却性能が高い反面焼割れが懸念されます。ユニクエンチWG(N)の添加により焼割れ防止に役立ちます。●高周波焼入れに多くの実績があります。たとえば、炭素鋼(コンロッド、ブレーキピストン、クランクシャフト、リヤアクスルシャフト、ナックルアーム、ナックルスピンドル、ギヤ類など)に対し、濃度5〜20%、液温15〜30℃で使用されます。●一般浸漬焼入れにも適用されますが、水溶性焼入液の特質として「濃度」、「液温」、「かくはん」に対して敏感ですので、あらかじめ処理品に適した条件を検討しておくことが大切です。用途、品質性能種類注:1)冷却性能の測定温度は●印は80℃、▲印は120℃、■印は160℃。 2)1種の動粘度は40℃、2種、3種の動粘度は100℃の測定値。表 熱処理油の種類、用途、品質および性能(JIS K2242)用 途焼入れ硬化しやすい材料の焼入れ用1号1種2号焼入れ硬化しにくい材料の焼入れ用1号120℃内外の熱浴焼入れ用2種2号160℃内外の熱浴焼入れ用1号油温150℃内外の焼もどし用3種2号油温200℃内外の焼もどし用冷 却 性 能特性温度℃水溶性焼入液
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