INTERVIEW

社員インタビュー

事業戦略立案、M&Aやアライアンス、
ESG/カーボンニュートラルなど、
経営計画・成長戦略推進の
プロントに立つ。

ENEOS Power(電気事業)

H.K.

  • ENEOS Power(株)経営戦略部 事業戦略グループ
  • 経験者採用 2018年入社
2018年8月~
2019年3月

電気ガス販売部 電気販売総括グループ

2019年4月~
2020年3月

電気ガス販売部 電気ガスシステムグループ

2020年4月~
2024年3月

電気事業部 電気ガスシステムグループ

2024年4月~
2024年6月

ENEOS Power(株)サービスソリューション部 システムグループ

2024年7月~
現在

ENEOS Power(株)経営戦略部 事業戦略グループ中長期の経営計画ならびに成長戦略策定を担当。

前職の仕事内容とENEOSへ転職を決めた理由を教えてください。

家族の都合で勤務地を変える必要があり、転職を決意しました。前々職では、電力小売を中心に商品・システムの開発プロジェクトに従事。前職では、製造業にてIT戦略や経営企画、新規事業の立ち上げを経験しました。これらのキャリアを活かしてデジタル領域を軸に新たな価値を生み出し、社会課題の解決に貢献したいと考えていたため、エネルギーや製造業における新規事業分野を中心に転職先を検討しました。
ENEOSへの転職を決めた主な理由は、エネルギー業界のリーディングカンパニーとして、ESGやカーボンニュートラルなど社会課題の解決にも注力しており、新規事業分野である電力事業で、これまでのキャリアを活かして新たな挑戦をしたいと考えたためです。また、中途社員率も高く、それに合わせた環境や制度が整っていたことも入社を決めた理由の一つです。

現在の仕事内容を教えてください。

入社時は、電力事業の販売企画にてデジタル領域の経験を活かし、PMI(ポストマージャーインテグレーション)業務を担当していましたが、現在は、経営戦略部にて全社の戦略策定業務に従事しています。経営戦略部の主な役割は、事業管理、事業戦略、政策渉外の3つ。それぞれチームが分かれており、私は事業戦略チームのチームリーダーとして、中長期の経営計画ならびに成長戦略策定に取り組んでいます。具体的には、市場動向や競合他社の分析を基にした戦略立案、M&Aやアライアンス、ESG/カーボンニュートラルに向けた検討、また、経営の可視化など全社横断的なDX案件の推進を担当しています。

現在の仕事に前職までのキャリアはどのように活きているかを教えてください。

現在、私が取り組んでいる全社の中長期戦略策定・実行業務においては、前職で培った経験が大いに活きています。利害関係の異なるさまざまなステークホルダーとの調整が求められる中で、組織横断的なプロジェクト経験が役立っています。また、事業環境や顧客ニーズの変化に対してもデジタルテクノロジーの活用が不可欠であり、この点においても培った知見が活かせています。具体的には、電力小売業や製造業でのデジタル領域を中心とした経験から、ENEOSへの入社後も戦略立案、商品開発、業務プロセス構築、システム開発など、さまざまな局面に携わってきました。
このように幅広い経験を積んできたことが、現在の全社戦略策定業務に大きく活きていると考えています。多様な関係者との調整、デジタル活用の知見を活かして、複雑な課題にも柔軟に対応しながらミッションクリアに向けて日々邁進しています。

入社して感じたENEOSの社風や強みを教えてください。

社風は非常にオープンで、多様性を受容し、社員一人ひとりの意見が尊重される企業文化があります。また、多才でユニークなバックボーンやスキルセットを持っている方も多く、日々のコミュニケーションは刺激的で退屈することはありません。人材がバラエティ豊かである一方、エネルギーの安定供給責任というDNAは共通して持っているため、掲げた目標の達成に向けては連携や結束力が高く、一体感を感じる環境です。
また、経営や責任者とスタッフクラスの距離も近く、風通しの良いコミュニケーション体制があり、新しいアイデアや改善提案が受け入れられやすい雰囲気です。制度面においても希望する部門へのエントリー制度等も充実しており、年齢や入社歴、新卒・中途採用、性別など関係なく、本人の希望と実績評価によってリーダーや責任者登用が進んでいます。社員の働きやすさ、パフォーマンスの最大化に向けたさまざまな制度/サポートが充実しており、結果として強いチームワークが生まれている。この点において強みがあると感じています。

印象に残っている仕事について教えてください。

ENEOSに入社直後に担当した、電力事業のPMI業務が最も印象に残っています。これは、業務プロセスや基幹システムの統合など、多岐にわたる大規模なプロジェクトでしたが、関係部署や関係会社の熱心なサポートを得ながら、期日までに業務を遂行することができました。特に基幹システム刷新を中心としたバックオフィス業務のBPR(Business Process Reengineering=業務プロセスの再構築)においては、PMとしてプロジェクトの企画立案からプロジェクト組成、実行、リリースまで一貫して携わり、オンスケジュール・オンバジェットで達成できたことは、大きな満足感と自信につながりました。
プロジェクトを通じて、ENEOSの電力事業に対して細部まで理解が深まったことはもちろんのこと、難しい課題に直面した際の前向きなマインドセットの大切さを学びました。プロジェクトは大小問わず、トラブルや逆風に見舞われることが多くありますが、前を向いて解決策を探り続けることが大切であることを実感しました。

将来の目標、ビジョンを教えてください。

現在の目標は、中長期戦略の策定と実行を通じて、ENEOS Powerの持続可能な成長と市場競争力の強化に貢献することです。そのために、具体的には市場動向の詳細分析、競合他社の動向把握、成長戦略の明確化、M&Aやアライアンスの実施に取り組んでいます。また、ESGおよびカーボンニュートラル戦略の強化も重要な課題として捉えています。こうした戦略目標を達成するために、日々の業務の中でデータ収集と分析、計画立案、チームメンバー間の緊密なコミュニケーションを心がけています。

一日のスケジュール

9:00 出社
メール確認、社内外関係各所からの問い合わせ・相談に対応。
10:30 チームミーティング
進捗状況の共有と確認。
10:30 資料作成・データ分析
経営会議用資料の準備。
12:00 昼食
13:00 戦略策定のミーティング
各事業部からのフィードバック収集。
14:30 個別プロジェクトへの対応
プロジェクトの進行管理とフォロー、関連部署との打ち合わせ。
16:00 責任者へのレポーティング
17:00 当日のタスク完了確認
課題整理、翌日の予定確認
18:30 退社