INTERVIEW
社員インタビュー

EVが普及した社会において、
安心して快適に移動できる
社会環境の実現を目指す。

燃料油事業部門(EV充電事業)
K.K.
- EV事業推進部 EVシステム開発グループ
- 応用化学科卒
- 新卒採用 2018年入社
2020年6月
情報システム部 IT推進3グループ配属本社の製造系システムを担当しているグループで、製造系システムのクラウド化対応、製油所・製造所への防爆スマートフォン(※)展開および専用ネットワーク構築プロジェクトを担当。
※製油所などの可燃性物質を取り扱う危険な作業環境を想定して、爆発や火災の防止対策がされたスマートフォン。
2021年10月
IT戦略部 ERPプロジェクト管理グループENEOS全社の基幹システム刷新プロジェクトのPMOを担当。
2021年11月~現在
EV事業推進部 EVシステム開発グループEV充電システムの構築、コールセンターの新規構築、EV充電アプリの構築などを担当。
ENEOSへ入社を決めた理由を教えてください。
私は高校生の頃、東日本大震災を経験しました。幸いにも私の地元は比較的被害が少なかったものの、停電が一週間続き、ガソリンスタンドには長い車の列ができる状況となりました。この困難な経験を通じて、エネルギーや社会インフラの重要性を強く認識するようになりました。ENEOSはガソリンや灯油などの燃料油のみならず、私たちの日常生活に必要な基礎化学品の提供や、電力事業も手掛けており、日本の社会インフラを支える重要な役割を果たしています。日本の石油業界において最大手のENEOSの一員となることで、私も社会基盤を支える仕事に貢献したいと思い、ENEOSを志望しました。

入社して、入社前のイメージと違った点を教えてください。
インフラ企業ということで、堅い職場を想像していましたが、実際に入社してみると親しみやすい方々が多く、コミュニケーションも想像以上に活発で驚きました。また、ENEOSはこれまで複数の企業が合併を繰り返してきた歴史があり、特に私が入社したタイミングは旧JXと旧TGの合併直後でした。そのため、職場にはさまざまなバックグラウンドを持つ社員が集まっており、入社前に抱いていた均質化されたイメージとは大きく異なりました。多様な経験や視点を持つ方々と、柔軟で多様性に富んだ職場環境で毎日新しい刺激を受けながら仕事に取り組んでいます。

現在の仕事内容を教えてください。
現在は、EV充電システムとEV充電アプリの拡張機能を開発しています。今後、さらにEVの普及が進むと予想される中で、所属するEV事業推進部の役割は、EVが普及した社会においても安心して快適に移動できる社会環境を実現することだと考えています。そのために、私たちはEV充電ネットワークを展開し、エネルギーの安定供給実現に向けて取り組んでいます。具体的には、2022年11月にENEOSのEV充電サービス「ENEOS Charge Plus」を開始、2023年9月にはEV充電アプリをリリースしました。
すでにサービスを開始しているEV充電システムとアプリについて、ユーザーフレンドリーなインターフェースの改良を進め、利便性をさらに向上させるための新機能を追加し、EVユーザーが快適に充電できる環境を提供していく考えです。こうした取り組みを通じて、将来的にEVが普及した社会でもユーザーが安心して快適に移動できる環境を目指し、サービスの充実に努めています。

仕事のやりがいを教えてください。
日本のインフラ社会を支える仕事に携わり、新しいサービスを作り出すことにやりがいを感じています。特に、「ENEOS Charge Plus」のサービスが開始され、私たちが開発したシステムや充電器が街中で稼働しているのを見た時は、感動しました。情報システムは形がなく、成果が目に見えないことも多いのですが、EV充電システムは一般消費者にも見える形で提供されています。そのため、サービスをリリースした際には大きな達成感を得ることができました。
また、この仕事を通じて、社会インフラの一端を担う責任の重さを強く感じるようになりました。これまでの経験から、自分の仕事が直接社会に影響を与えることを実感し、それが私の仕事に対する誇りとやりがいを一層深めています。このようなやりがいを感じられる仕事に携わることができていることを非常に嬉しく思いますし、今後も社会に貢献できるよう努めていきたいと思います。

入社1〜2年目の業務は、今の仕事にどう活きているかを教えてください。
入社1~2年目では、システム更新プロジェクトや予算管理などの業務を経験しました。また、防爆スマートフォンの展開および専用ネットワーク構築プロジェクトといった、比較的規模が大きい新規システム開発プロジェクトも担当させていただきました。特に防爆スマートフォン展開プロジェクトでは、多くのステークホルダーとの調整が必要だったため、事前準備の重要性やプロジェクト管理の基本的な考え方も学びました。
現在、複雑性が高く迅速な対応が求められる新規事業のプロジェクトを担当していますが、1~2年目の業務経験が私の基盤となり、現在のプロジェクトを遂行する力が養われたと考えています。初期の経験があったからこそ、現在の仕事でも力を発揮できていると感じます。

配属部署の雰囲気を教えてください。
EV事業推進部は新規事業ということもあり、まるで社内ベンチャーのような活気ある雰囲気を感じています。中途入社の方々が多く在籍しており、それぞれが異なる経歴やスキルを持っているため、さまざまな視点やアイデアが飛び交う環境です。特に、EV充電事業の成長に向けて部全体で協力し合いながら取り組んでおり、強い一体感を感じます。自由に意見を交換できる雰囲気があり、心理的安全性が高く保たれていると感じます。

今の仕事において、目標としていることや達成したいことを教えてください。
開発中の拡張機能を、予定通りリリースすることが目標です。目標達成のため、正確なプロジェクト管理が欠かせません。特に、チームメンバーとのコミュニケーションを密に取ることが重要だと考えています。定期的なミーティングやチャットツールなどを活用し、進捗状況や課題を常に共有しています。これにより、プロジェクトの問題が発生した場合は、迅速に解決できるよう努めています。
一日のスケジュール
9:00 | 始業 |
---|---|
10:00 | 会議 プロジェクトのENEOS内部会議。 |
11:00 | 会議 プロジェクトの定例会。 |
12:00 | 昼食 プロジェクトメンバーと本社食堂でランチ。 |
13:00 | メールチェック、資料作成 |
15:00 | 会議 プロジェクトの定例会。 |
18:30 | 退社 |