INTERVIEW
社員インタビュー

データに裏打ちされた提案で
売れるSSの実現に貢献する。

燃料油事業部門(SS向け販売・企画)
K.T.
- 関東第2支店 販売1グループ
- 政策学部卒業
- 新卒採用2013年入社
2015年3月
根岸製油所 総務グループ配属採用、研修、労政、福利厚生関係など人事業務を担当。
2015年4月~2016年3月
JXビジネスサービス出向事業1部給与厚生グループに所属し、海外赴任者の給与計算や海外赴任者サポートを担当。
2016年4月~2018年3月
北海道支店 販売3グループ道内灯油販売の最大化をめざして、需要に応じた数量管理、支店の価格管理などを担当。
2018年4月~2020年3月
北海道支店販売3グループに所属。販売担当として道央を中心に特約店営業を担当。
2020年4月~現在
関東第2支店 販売1グループ埼玉県、山梨県、長野県の特約店を担当。
ENEOSを志望した理由を教えてください。
私の実家は車が必需品だったエリアにあったこともあり、生活や産業を根底から下支えするエネルギー業界を志望していました。就職活動を行うなかで、原油の買い付けから産業向けの燃料油販売、SS向けの燃料油販売までダイナミックな事業を幅広く行っている石油業界に強く興味を抱きました。最終的にENEOSを選んだのは、就職活動を通して親身に向き合ってくれる先輩社員が多く、そこに魅力を感じたからです。いろいろな仕事の話を伺い、入社後のイメージを具体的に描くことができました。今ではその先輩社員と同じ部署になったり、一緒にゴルフに行ったりと不思議な人の縁を感じています。
生活や産業を支えたいとこの業界に飛び込んだ私ですが、実際に仕事をしていて、エネルギーが社会を支えていることをさまざまな機会に実感します。北海道勤務時代には北海道胆振地方東部地震に遭遇し、エネルギーの重要性を肌で感じました。この地震では未曽有のブラックアウトが発生し、各地のSSにはガソリン・灯油・軽油を求める人々の長い行列ができました。在庫も切れ、道路も寸断されるなか、ENEOSでは配送を工夫し、自衛隊や病院、緊急車両に優先的に配送するなど全体最適化を図りつつエネルギーの供給を続けました。人々の暮らしにENEOSはなくてはならないものだという事実を再確認した出来事でした。

現在の仕事内容を教えてください。
現在は、営業として埼玉県を中心にSSを運営している特約店を担当しています。特約店向けの営業は、コンサルティングの要素が極めて強い仕事です。具体的には特約店の経営戦略に直接携わり、運営しているSSのネットワーク戦略(SSの新設、改造、廃止)を一緒に検討したり、個別のSSの販促施策を提案したりします。言うまでもなく、燃料油を増販してもらうことは特約店の利益であると同時に当社利益にも直結します。同じ目標に向け、一緒に汗をかき業務に励んでいます。
とはいえ、特約店のオーナー、経営者はどなたも私より経験豊富な経営のプロです。底の浅い提案など歯牙にもかけてもらえません。原油市況や周辺マーケットの変化、消費者ニーズの変容など、しっかりしたデータに裏打ちされた提案を重ねて初めて話を聞いてもらえます。何より大切なのは信頼関係の構築であり、時には会食やゴルフなどを通して胸襟を開いて話し合える機会を設けることも重要です。
最近では、「ENEOSカーリース」や「ENEOS Laundry」という新しい施策が始まり、私の担当店でもENEOS Laundryを導入してもらいました。導入に当たっては、地域のマーケット調査や投資採算を算出し、突っ込んだ議論を重ねました。今後はさらにお客さまに来店いただくにはどのようにしたらいいのか、特約店と一緒に施策を考え、サポートしていきたいと思っています。

仕事のおもしろさ、また難しさとは何でしょう?
特約店の方々とともに新しいことに挑戦することは、難しくもありますが、またやりがいも大きいと感じています。今も心に残っているのは、北海道支店で担当していた特約店のSS老朽化対策です。かなり古くなったSSの外観も含めた大型改造を実施しましたが、当時北海道では前例がなく、また2か月間の休業を強いられるため、多くの壁がありました。特約店の将来に寄与できる改造だと確信したうえでの実施でしたが、2か月の休業が響き、最初は実績が芳しくありませんでした。そこで特約店管理者やSSマネージャーと定例会を実施し、カード戦略やイベント開催などの地道な努力を続けました。その成果もあり約半年で改造前の数量を越えられるようになりました。
燃料油という商品は品質に大きな差があるわけではなく、また需要が減退していくなかで売れるSSを作っていくにはそれぞれの状況に応じた工夫が不可欠です。ENEOSカーリースやENEOS Laundry等、ENEOSとしてSSの付加価値を高める新規事業にチャレンジし続けることも今後のやりがいだと思います。

将来の目標、ビジョンを教えてください。
私は他の同期より異動が多く、これまで多くの経験をさせていただきました。人事・総務の仕事も面白かったですし、現在の販売業務も、もとより営業志望だったこともあり日々やりがいを感じながら仕事を進めています。
しかし、巨大なバリューチェーンを持つENEOSには、まだまだ経験していない部門、仕事がたくさんあります。現在は支店で販売の最前線で仕事をしておりますが、今後は、本社の販売部門で会社全体を見るような仕事もしてみたいです。自分自身は、じっくり人間関係を構築していく“現場”が向いていると思いますが、販売戦略や経営企画といった部門で大局的な視点を鍛えることも、きっと将来に役立つはずだと考えています。
一日のスケジュール
週に1度の出社日
9:00 | 出社 メール・問い合わせ確認。 |
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10:00 | 打ち合わせ 支店内関係者と、担当店の足元の課題に向けた取り組みについて協議。 |
12:00 | 昼食 |
14:00 | 販売担当者会議 毎週開催される。営業をサポートしてくれる業務グループから、足元の状況や各種依頼についての共有がある。 |
15:00 | デスクワーク・資料作成 販売グループは外出も多いため、特約店向け・社内向けの資料を作成。 |
17:30 | 退社 同僚との飲み会へ!(コロナ以前) |
外出日
9:00 | テレワーク開始 メール・問い合わせ確認。 特約店との打ち合わせ内容確認。 |
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10:00 | 自宅出発 レンタカーで特約店へ。 |
11:00 | 特約店との打ち合わせ |
12:00 | 特約店と昼食 |
15:00 | 帰宅・テレワーク 打ち合わせの内容を上司に報告。質問、課題について、業務グループと相談。 |
17:30 | 業務終了 週末のラウンドに向けてゴルフの練習へ! |