INTERVIEW
社員インタビュー

生産効率化や省エネ推進など
製油所の将来を見据えた
大小プロジェクトを検討。

プロセスエンジニア
M.K.
- 鹿島製油所 製油技術グループ 技術2チーム
- 経験者採用 2020年入社
2022年3月
鹿島製油所 製油技術グループ
2022年4月~2024年3月
鹿島製油所 操油グループ
2024年4月~現在
鹿島製油所 製油技術グループ製油所全体の既存設備の改造検討や大小様々な投資の検討。日々の運転状況を把握し、全体最適化の観点から改善策を立案。
前職の仕事内容とENEOSへ転職を決めた理由を教えてください。
前職の石油・天然ガス開発会社では生産技術グループに所属し、プロセスエンジニアとして天然ガス生産井の管理や能力の維持・向上に向けた検討、リファイナリープラントの改善などに携わってきました。オーストラリアの天然ガス井を開発する大型プロジェクトにも参加するなど、充実したエンジニア人生を過ごしていたと思います。ではなぜ転職したのかというと「環境を変えて、さらなる活躍の場を求めたかった」という答えになります。自分がまだ知らないさまざまな土地に住んでみたいと考えていましたし、異なる環境でこれまで経験してこなかったプロジェクトに参加してリードエンジニアとしての経験を積んでみたいという思いがありました。そこで、自身の経験を活かせる石油・天然ガス業界や鉄鋼・インフラなどの製造業界、コンサル業界などを中心に転職活動を行いました。最終的にENEOSを選んだ理由は、多くの投資プロジェクトが計画、進行していることに魅力を感じたことと、拠点が多く全国を転々としながら働けそうだと考えたからです。また待遇面でも不満がありませんでした。

所属部署の役割とご自身の仕事内容を教えてください。
製油技術グループは、製油所全体の生産効率化や省エネの達成を目的に、既存設備の改造検討や大小様々な投資の検討などを行う部署です。また日々の運転状況を把握し、全体最適化の観点から改善策を立案しています。私のチームは現在、主にタンクや出荷設備があるオフサイトや脱硫係エリアを中心に、大小様々な設備投資プロジェクトの起案やプロセス設計を実施しています。私はチームリーダーを務めており、上記の他、製油所の設備投資予算管理や、各部署で起案される設備投資プロジェクトの進行をサポートしています。チームリーダーとしての私の役割は、チーム員が気持ちよく仕事ができる環境づくりだと考えています。雑務や面倒な交渉事は率先して行い、チーム員には持てる力を最大限発揮してもらえるよう心がけています。

入社後、印象に残っている仕事について教えてください。
入社して製油技術グループで1年半勤務した後、操油グループに異動しました。操油グループは貯蔵タンクや油・LPG入出荷設備の運転および管理を担うグループです。運転現場でエンジニアとして働くのは前職を含めて初めてのことであり、新鮮な一方で戸惑うことも多い2年間でした。操油グループはしばらくエンジニアが不在だったこともあり、正直なところ、第一印象は問題点だらけでした。配管の改造やバルブ交換といった設備の改造を行うには、リスク評価を行い、変更の管理を発行した上で工事に着手する、といったプロセスが必要なのですが、エンジニアが不在だったため変更の管理が発行できない、発行できても遅れる、といった問題がありました。そこで私は1年で20本以上の変更の管理を発行し、グループ員への教育と意識付けを実施しました。残業時間に制限があるなかで、優先順位をつけながら山積していた問題を多く片付けられたことは大きな達成感となりました。また、操油ビジネスチームの事務局を経験し、プロセスやPJ工事だけでなく、保全業務やメカニカル観点の知識を幅広く得られたことも2年間の操油グループ時代に得た大きな成果です。

転職して感じたENEOSの特色や強みがあれば教えてください。
横の連携が取りやすいと感じています。他部署と連携を取りながら業務を進めるのは前職も同じですが、前職では関連部署との調整や運転グループとの協議にマネージャーを通しての要請が必要でした。ENEOSでは、会議案内を事前連絡なく送ることができたため、とてもスピーディに業務が進められます。プロセス検討やプロジェクト検討を行う際は、メカニカルエンジニアや現場スタッフからの要望などを引き出す必要があり、そういったプロセスをストレスなく実施できる環境はとても良いと感じています。またネットワークでつながるエンジニアのコミュニティもありがたい存在です。月に1度の情報交換などを通して鹿島以外の製油所の動向や、異なる設備の設計思想などを知る機会があり、エンジニアとしての視野が広がりました。制度面も充実していると思いますが、なかでもマネジメントコースやスペシャリストコースなど、多彩なキャリアを選べることが大きな特色だと思います。
一日のスケジュール
8:00 | 業務開始 予算管理業務、PJ検討、操油/脱硫の運転特記確認など。 |
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9:00 | 通常業務 チーム員サポート業務や会議への出席。 |
12:00 | 昼休憩 |
13:00 | 各種会議 |
14:00 | チーム員サポート業務 |
16:00 | 個人業務 予算管理業務、PJ検討、操油/脱硫の運転特記確認など。 |
17:30 | 退社 |