INTERVIEW

社員インタビュー

成長著しい東南アジア地域で
事業機会を模索する

海外・新規事業部門(海外事業)

S.A.

  • 海外事業企画部 海外事業2グループ シニアスタッフ
  • 工学府 応用化学専攻修了
  • 新卒採用2012年入社
2012年4月~
2013年6月

潤滑油販売統括部 自動車用潤滑油部大手カー用品店に対する、潤滑油の営業を担当。

2013年7月~
2016年2月

潤滑油販売統括部 ナショナルアカウント営業部主に自動車メーカーに対する法人営業を担当。

2016年3月~
2019年10月

潤滑油販売統括部 自動車用潤滑油部再び同部署に所属。チームリード業務を兼任し、大手カー用品店向けの販売施策の強化・新商品の拡販等を主導。

2019年11月~
2020年3月

海外プロジェクト部 事業開発グループ社内公募制度を使い、同部門へ異動。東南アジアの新規事業開発を担当。

2020年4月~
現在

海外事業企画部 海外事業2グループ組織改編。引き続き東南アジアの新規事業開発を担当。

ENEOSに入社した経緯、理由を教えてください。

学生時代は化学工学を専攻していました。大学院まで進んだものの、改めて自分のやりたいことや適性を見つめ直してみると、研究よりも営業や企画職に関心を持つようになりました。そのため、就職活動では大学で学んだ専門性は活かしながらも、研究に限らず幅広い経験ができる企業を探しました。また、学生時代にアメリカやイギリス、オーストラリアに短期留学した経験も活かし、将来的に海外事業に携わる機会があることも重要視していました。
当社に入社を決めた一番の理由は、潤滑油部門を中心に、技術系出身者が研究開発に加え営業や企画、サプライチェーン等幅広く携わることができる環境に魅力を感じたからです。また、海外でも広く事業展開をしており、入社年次にかかわらず、海外駐在含め海外事業に携わる機会が多いと感じたことも入社を決めた大きなポイントでした。

現在の仕事内容、ミッションは?

入社後は潤滑油部門に配属され、特約店や自動車メーカーに対する技術営業を担当しました。大変やりがいのある仕事でしたが、次第に入社当初より希望していた海外事業への関心が高まり、入社8年目に公募制度を利用し海外プロジェクト部(現:海外事業企画部)に異動しました。
海外事業企画部では、全社的な海外事業戦略の立案から、新規事業開発および推進を担っています。 なかでも私が所属する海外事業2グループのミッションは、主に東南アジアでの新規事業開発です。東南アジアは近年急速に近代化が進み、成長著しい重要な市場です。石油・ガス・発電等、エネルギーを中心に多様な事業の開発可能性について調査・検討し、関連する事業部と連携しながら、その第一歩を踏み出す。具体的な業務内容はきわめて多岐にわたります。各国の事業環境調査から、新規事業の参入検討、パートナー企業との協業検討、海外拠点の立ち上げ等、幅広い業務を経験しました。決まった仕事はほとんどありません。

これまででもっとも印象に残っている案件は?

当部に配属され間もなく担当した、海外某企業との協業検討プロジェクトです。海外事業においては、日本と環境が大きく異なることから当社単独で展開するのはハードルが高いこともあります。その場合、現地情勢に詳しく、かつ信頼できる現地企業との連携が重要になってきます。私はその協業検討プロジェクトにおける運営事務局を担当し、当社各事業部と連携しながら、先方との折衝を行いました。お互いが持つ施設を見学するほか、時には食事をしながらも互いの理解を深め、具体的な協業内容について議論を進めていきます。国や文化、取り巻かれている環境が異なる中でも、両社の関心事項や目指す方向性に共通点も多く、最初は漠然としていた協業内容が徐々に具体化していくのを見て、やりがいを覚えたことが印象に残っています。

仕事を通して感じるやりがい、魅力とは?

私は東南アジアの食事や文化が好きで、毎年のようにプライベートで訪れていました。現地に足を運ぶたびに、その市場ポテンシャルを肌で感じると同時に、自分も東南アジア諸国の発展に何か貢献できないかと考えたことが、公募制度を利用して当部を希望したひとつの動機でもありました。その意味で、エネルギー事業を通して東南アジアの経済発展に貢献できることは非常に大きなやりがいを感じています。
一方、海外事業は検討項目が多岐にわたるため、一人でできることには限りがあります。部内メンバーに加え他部署や専門家との連携が不可欠なのですが、全員が同じ目的意識を持ち、方向性を決めるのはなかなか難しいこともあります。また求められるスピード感も早い上、必要な知識も幅広く、苦労することも多々あります。そうした困難も含め、常に新しいことにチャレンジできることが、この仕事の一番のおもしろさだと感じています。

一日のスケジュール(テレワーク)

9:00 テレワーク開始
メールチェック。一日のTo Do整理等。
10:00 社内打ち合わせ(部署内)
プロジェクトの進捗確認、および担当業務の報告(Teams会議)。
10:30 デスクワーク
改定交渉中の英文契約書を読み込む。適宜、電話で海外法務グループとも相談しながら改定ポイントを整理。
12:00 昼食
休憩時には子どもの面倒を見たり、趣味のピアノを弾いたりして気分転換。
13:00 社内打ち合わせ(他部署)
新規海外事業の方向性について、再生可能エネルギー部と打ち合わせ(Teams会議)。
14:00 デスクワーク
15時からの会議に向け、事前配布資料の読み込み。発言方針の整理。
15:00 海外企業との商談
新規事業案件に関する打ち合わせ(Teams会議)。
16:00 デスクワーク
会議終了後、報告書の作成。
17:30 終業
運動不足を解消するためにスポーツジムへ。