INTERVIEW
社員インタビュー

機会の平等と正当な評価を得て、
RPAエンジニアとして活躍中。

管理部門(DX推進)
S.N.
- 鹿島石油株式会社
- 鹿島製油所 工務グループ
- 障がい者採用
- 2021年入社
現在
鹿島石油株式会社 鹿島製油所 工務グループRPAエンジニアとして、業務効率化を担当。
現在の仕事内容を教えてください。
ENEOSに入社してすぐ、上司から「RPAを内製化しようと思うがやってみないか」と声をかけていただき、RPAエンジニアにエントリーしました。私自身もITに興味を持っていましたが、RPAについてはまったく白紙からのスタートです。最初はRPAの代表的なソフトであるWinActorの講習会に参加して基本操作を学び、その後は独学で学び実践的なスキルを身につけていきました。現在はWinActor やPower Automateを使ったRPAによる業務効率化を推進しています。いちばん印象に残っているのは、月に1度配信する工事リストの抽出と加工の自動化です。これまでエクセルリストから手動で行なっていた作業をRPA化することで、年間200時間の作業時間短縮を実現しました。

ENEOSで働く面白さや魅力を教えてください。
前職では作業服の在庫管理業務やPC業務全般に従事していました。9年余り勤務しましたが、希望してもなかなか新しいことにチャレンジする機会を得られず、自分らしいスキルを身につけたいと考え転職を決意しました。ENEOSでは入社してすぐにRPAエンジニアを任されたように、チャレンジの機会が平等に与えられます。また成果を上げればしっかり評価を得られます。私が手がけた工事リスト抽出・加工の自動化は年に1度開催される所内の発表会で最優秀賞に選ばれました。こうした平等な機会と正当な評価が得られることが、ENEOSで働くいちばんの魅力です。

働く上で、心がけていることを教えてください。
健常者と同じ方法で仕事をするとどうしても作業に時間がかかるため、「どうすれば早くできるか」「もっといい方法はないか」を考え続け、それがExcelやRPAのスキル習得に繋がりました。現在では「この作業を自動化できないか」「Excelの集計を手伝って欲しい」と周囲の方々から頼られることが増えてきました。学生時代は周囲とのギャップにとても苦労しましたが、私の障がいとITはとても相性が良く、ENEOSに入社してからはとても充実した生活を送っています。職場の雰囲気も和やかで、上司の理解もあり、同僚とは気軽に相談し、助け合える関係が築けています。

今後の目標を教えてください。
部内の業務のRPA化を進めるなかで、製油所内全体にもRPAを浸透させたいと考えるようになり、2024年の9月にRPAタスクチームを起ち上げ、他のグループでのRPA化に取り組んでいます。各部門に意見収集を行いながら、業務効率化を図りつつ、現在は8名のRPAエンジニアの育成にも取り組んでいます。私自身もさらにスキルを磨くため、WinActorのイベントに参加し、他社との交流を深めました。今後はこうして培ったRPAを製油所全体の業務効率化に活かしていくとともに、生成AIの活用などにも挑戦し、いろいろな次世代技術の開拓者になりたいと考えています。そして、障がいを持っていても活躍できるということを私自身の歩みで証明したいと思っています。
一日のスケジュール
8:30 | 出社 メールチェック・今日のスケジュールを確認。 |
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9:00 | 通常業務 RPA開発や業務サポートを行う。 |
12:00 | 昼休憩 |
13:00 | 通常業務 RPA開発や業務サポート。 |
17:00 | タスクチェック メールチェック・翌日のスケジュールを確認。 |
17:30 | 退社 |