INTERVIEW
社員インタビュー

高い専門性と豊富な知見を武器に、
カーボンニュートラル戦略を担う。
脱炭素社会形成への貢献を目指して。

海外・新規事業部門
Y.W.
- カーボンニュートラル戦略部 カーボンニュートラル企画グループ
- 経験者採用 2024年入社
現在
カーボンニュートラル戦略部 カーボンニュートラル企画グループカーボンニュートラルに向け、関係部署と連携してさまざまな施策の推進を担当。
前職の仕事内容とENEOSへ転職を決めた理由を教えてください。
前職のIT系企業では、約9年間財務経理系のキャリアを積んだ後、もう一つキャリアの軸を作ろうと考え、サステナビリティ推進部門の立ち上げメンバーに参加しました。部署の人数も増え、安定的な運用ができるようになっていく中で、さらにサステナビリティの最前線に立っている企業で経験を積み、専門性を深めることでサステナビリティ人材としてレベルアップしたいと考えるようになりました。
転職活動ではサステナビリティ関連部署に絞り、業界は前職と違う業界という条件で企業を見ていました。ENEOSに入社を決めたのは、気候変動の最前線に立つ企業であり、専門性を深めることができると思ったことが一番の理由です。また、面接時の雰囲気や採用フローが早かったことにも好印象を抱きました。

現在の仕事内容を教えてください。
私の所属するカーボンニュートラル戦略部は、カーボンニュートラル実現に向けたさまざまな施策を、社内の他部署や外部企業と連携して推進しています。
私の仕事内容は、現在大きく3つあります。1つ目は、カーボンニュートラルに関する情報開示業務(※1)です。前職ではESG全般の開示業務を行っていたため、前職の経験を活かすことができています。2つ目は、カーボン・クレジット(※2)に関する業務。自社での施策によりCO2排出量を減らすことが何より重要ですが、どうしても削減しきれない分に対するカーボン・クレジット活用施策の業務も担当しています。3つ目が、カーボンニュートラル全般に関わる戦略立案です。カーボンニュートラルは世界の政治情勢などとも密接に関係しており、未来へ向けた不確実性が高まっている中、自社のカーボンニュートラル戦略の妥当性を検証することはとても重要で、その一端を担っています。
※1:Scope1は、事業者自らによる温室効果ガスの直接排出。Scope2は、他社から供給された電気、熱・蒸気の使用に伴う間接排出。Scope3は、 Scope1、Scope2以外の間接排出で、事業者の活動に関連する他社の排出。
※2:主に企業間で温室効果ガスの排出削減量を売買できる仕組みのこと。

現在の仕事に前職までのキャリアはどのように活きているかを教えてください。
大きく2つあると考えています。まず、前職におけるサステナビリティ推進部門での経験です。気候変動の情報開示は、統合レポートやCDP(※3)など各社が共通で取り組むことも多く、前職もENEOSも業務としては共通する部分が多いと感じています。共通する部分に加え、どのようにENEOSとしての価値をアピールするかというところに頭を悩ませながら行っています。
2つ目は、キャリアを通して本社部門に所属、または関わる仕事をしてきたことです。本社部門での仕事は、基本的に他の部門の方々へ何かをお願いするということが多く、社員のみなさんを、「お客さま」と考えて仕事をする必要があります。そういった感覚をもっていることは、今の部署の仕事を円滑に進めるうえで役立っていると思います。
※3:Carbon Disclosure Project。英国で設立された国際的な環境非営利団体(NGO)。発足当初から世界の企業に対し、二酸化炭素排出量や気候変動への取り組みに関する質問書を出すことで情報を収集、その情報を開示している。

入社直後、会社や所属部署による支援で印象に残っていることを教えてください。
入社年の8~10月に行われた経験者採用ワークショップが印象的でした。ENEOSのグループ理念研修から、経験者採用社員の座談会などさまざまな企画がありました。参加者との交流もでき、モチベーションも高まりとても有意義でした。経験者採用向けの研修を積極的に行っている企業は多くない印象なので、さらに拡大してほしいと思っています。
また、ENEOS自体のことを親切に教えてくれる方が多いと感じています。メイン事業である石油精製から、カーボンニュートラルに向けたさまざまな新規事業があり、それぞれの製品がどう作られているかなど、まだわからないことだらけ。自社の理解度は、ミーティングでの会話内容の理解度にも直結するので、気軽に質問できる関係の方がたくさんいることは非常に重要だと思っています。

印象に残っている仕事について教えてください。
統合レポートとESGデータブックの作成が印象に残っています。当社にとって気候変動の情報開示は、投資家をはじめさまざまなステークホルダーから非常に興味を持たれる部分です。いろいろな施策がある中で、限られた誌面上でどの要素を書いていくか、頭を悩ませた部分であり、ENEOSグループ全体の理解度向上にも役立ちました。前職で取り組んだサステナビリティ推進の立ち上げフェーズでは、誰も書いたことがないものだっただけに、かなり自由度がありました。しかし、ENEOSのカーボンニュートラルに向けた施策は、今まで先輩方が積み上げてきたものがたくさんあり、それぞれの事業の思いというものを受け止めながら誌面を作成していました。できあがってホームページに掲載されたときは、確かな達成感を味わいました。

将来の目標、ビジョンを教えてください。
入社当初は、まず前職で経験していた情報開示など、できる部分から業務が始まりましたが、現在はカーボン・クレジットやカーボンニュートラル戦略など仕事の幅が広がってきています。今後は、今までの経験だけに頼るのではなく、新しいチャレンジングな業務に取り組んでいきたいと考えています。そういった業務で成果を出すには、カーボンニュートラル全般の知識を高めることに加え、ENEOSの事業理解度をさらに上げることが必要不可欠だと思っています。
一日のスケジュール
8:00 | 出社 朝は人が少ないので集中できる&上司は同じくらいの時間に来ているので会話をしやすい。 |
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9:00 | 資料作成 午前中は作業がはかどるため、作業時間は午前中に確保。 |
12:00 | ランチ 社員食堂か、本社近くのお気に入りのお蕎麦屋さん。最近は本社地下のカレー屋さんに行くことも。 |
13:00 | 社内ミーティング ミーティングは午後中心にセッティング。 |
15:00 | 外部企業とミーティング コンサルティング会社とミーティング。2時間の長丁場も、常に新しい情報に接することができ新鮮。 |
17:00 | デスクワーク 明日以降やることを整理・スケジューリング。 |
18:00 | 退社 ボディビルをやっているためジム通い。 |