水素事業
ENEOSの水素ステーション
水素ステーション網の構築 <全国47ヵ所に展開>
当社は、四大都市圏で47ヵ所の水素ステーションを展開しており、日本国内の水素ステーションのおよそ3割を占めています。
当社の水素ステーションは、次のタイプがあります。

- 「単独型」(FCVへの水素充填のみに特化したステーション)……18ヵ所
- 「SS一体型」(ENEOSのサービスステーション=SSに併設したタイプのステーション)……17ヵ所
- 「移動式」(専用トラックの荷台に水素充填機器を搭載し、販売拠点に移動して水素の販売を行うステーション)……12ヵ所
水素ステーションの分類
当社の水素ステーションは、(1)設置方法 (2)運営方法 (3)水素製造場所 の3つの切り口で、それぞれ次のとおり分類することができます。設置エリアの特性やニーズに合わせ、多様な形態のステーションを展開しています。
(1)設置方法 | 固定式(定置式) | 移動式 |
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(2)運営方法 | SS一体型 | 単独型 |
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(3)水素製造場所 | オンサイト式 水素製造装置を敷地内に有する |
オフサイト式 水素製造装置を敷地内に有さない |
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ENEOSの水素ステーションのご紹介
ENEOSは様々な種類の水素ステーションを展開しています。




大型商用車の受け入れ、水素の出荷設備も有する国内最大級の水素ステーション

国内初の水電解装置によるCO2フリー水素の商用販売を開始。
水素製造出荷センター
2016年3月、本牧事業所(神奈川県横浜市)に、「水素製造出荷センター」を開所しました。
この水素製造出荷センターは、現在、LPGを原料に水素を製造し、当社の首都圏におけるオフサイト式水素ステーションおよび移動式水素ステーションに水素を供給しています。これにより、首都圏において、水素の「製造」「輸送」「販売」の効率的かつ安定的な水素供給サプライチェーンが構築されました。
<水素製造出荷センター外観>

<水素供給の流れ>

水素製造出荷センターの構成
水素製造装置で製造された水素は、圧縮機で昇圧され、蓄圧器で蓄えられた後、水素トレーラー・移動式水素ステーションに積み込まれます。水素トレーラーは、水素ステーションへ水素を輸送供給します。
また、移動式水素ステーションは、販売拠点に移動し、FCVへの水素供給充填を行います。
