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石油学会 奨励賞を受賞 -ガソリン車のCO2削減に向けたスーパーリーンバーンに適した燃料組成に関する研究-

当社研究員が石油学会 奨励賞を受賞、5月29日、タワーホール船堀(東京都江戸川区)で開催された授賞式に臨み、翌5月30日に第71回研究発表会にて授賞講演を行いました。
同賞は、石油、天然ガスおよび石油化学工業ならびにこれらに関連する機械および装置について優秀な業績を発表した満40歳未満の研究者または技術者に授与されるものです。

受賞対象の研究テーマは「ガソリン車のCO2削減に向けたスーパーリーンバーンに適した燃料組成に関する研究」です。このテーマは、ガソリンエンジンの高効率化技術として注目されているスーパーリーンバーン(超希薄燃焼)と組み合わせることで熱効率を向上させ、CO2削減に寄与する燃料組成を検討するものです。この技術はバイオ燃料や合成燃料などによるカーボンインテンシティ(CO2原単位:エネルギーあたりのCO2排出量)低減と併用することができ、カーボンニュートラル社会への移行期におけるCO2削減だけでなく、限りある再生可能エネルギーや合成燃料等の有効活用にも貢献することができます。

当社は、本研究を通じてCO2削減およびカーボンニュートラル化に貢献していきます。

石油学会ホームページ:公益社団法人石油学会

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