ガソリン・燃料油
ENEOSハイオクガソリンとはどんなガソリンですか?
ENEOSハイオクガソリンは、サルファーフリー(硫黄分10ppm以下)の保証と清浄剤の配合によりエンジンをクリーンに保ちます。
連続給油することにより、吸気弁の汚れ付着を低減することから、排出ガスの発生を抑えられ、環境保全にも貢献します。
ENEOSハイオクガソリンをレギュラー仕様車に使用しても大丈夫ですか?
ENEOSハイオクガソリンをレギュラーガソリン仕様車に使用しても問題ありません。
ENEOSハイオクガソリンには、清浄剤が配合されており、清浄剤によるエンジン内部の汚れ防止効果はレギュラーガソリン仕様車・ハイオクガソリン仕様車ともに発揮されます。
ハイオク仕様車にレギュラーガソリンを入れたらどうなりますか?
ハイオク仕様車は、ハイオクガソリンを用いた時にエンジン本来の性能が出るように設計されています。レギュラーガソリンを使用しても車の故障につながるような不具合は発生しないと考えられますが、車の性能(燃費・加速等)を十分に引き出すことはできません。詳しくはお買い上げの自動車ディーラーにおたずねください。
ENEOSハイオクガソリンとレギュラーガソリンの違いは何ですか?
ENEOSハイオクガソリンとENEOSレギュラーガソリンは、まずオクタン価が異なります。
JIS規格では、ハイオクガソリンは96.0以上、レギュラーガソリンは89.0以上と規定されています。
また、ENEOSハイオクガソリンは、清浄剤の配合によりエンジンをクリーンに保ちます。これにより、排出ガスの発生を抑えられ、環境保全にも貢献します。
オクタン価とは何ですか?
燃料のノッキングのしにくさ(アンチノック性)を示す尺度で、オクタン価が高いほどノッキングを起こしにくいガソリンです。
燃料油(ガソリン/灯油/軽油/A重油)が劣化しない保管限度はどのくらいですか?
弊社では、燃料油に関して、品質保持期限(保証期間)を設けておりません。燃料油は光・保管温度・水分・空気との接触等により、品質に影響を受け、お客様の保管状態によって、この影響が異なるためです。
一般的には気温の変化が少ない冷暗所の保管であれば、ガソリン・灯油・軽油は半年程度、A重油は3カ月程度使用に関して問題ないものと思われます。ただし、購入から上記期間内の品質を保証するものではありませんので、早めの使用(入れ替え)を推奨します。
劣化した灯油を翌年使用したらどうなるの?冬場に使用した灯油が残った場合や古い灯油はどうしたら良いですか?
劣化した灯油を使用すると正常燃焼せずに点火や消火不良を起こし、石油ストーブ、ファンヒーターのトラブルの原因になります。そのため灯油は翌年には持ち越さず、使いきる必要があります。余った灯油や古い灯油の処分については購入したSS・販売店にご相談ください。
サルファーフリーガソリン/サルファーフリー軽油とは何ですか?
ガソリン・軽油中に含まれる硫黄分が10ppm以下のものをサルファーフリーガソリン・サルファーフリー軽油といいます。
日本では、ガソリンは2008年から、軽油は2007年から燃料のサルファーフリー規制が開始されましたが、当社を含め石油各社は自主対応として2005年1月からサルファーフリーガソリン・サルファーフリー軽油の製油所出荷を開始しました。
最近、軽油の色が変わったように感じますが、大丈夫ですか?
2004年以前に比べると軽油の サルファーフリー化にともない軽油の色が若干変わったケースがあります。
軽油は透明から黄色みを帯びた色をしています。従来と色が変わっても軽油の性能(運転性能、排ガス等)には影響がありませんので安心してご使用ください。
スキー場に行く場合、普通の軽油で大丈夫ですか?
スキー場近くのサービスステーション(SS)で給油されることをお勧めします。軽油の性状は季節や地域により異なります。気温が低くなる地域では低温特性の優れた軽油を販売しています。
ガソリン・軽油・灯油の大体の価格・相場を教えてください。
小売価格は、燃料油を販売している各サービスステーション(SS)・特約店・代理店が決めております。
SSにおけるガソリン・軽油・灯油の販売価格は、資源エネルギー庁がHPで公開しておりますのでご参照ください。
ガソリン/灯油/軽油の見分け方を教えてください。
一般的なガソリン/灯油/軽油であることを前提としてご説明します。
ガソリンは、灯油と区別するため、オレンジ系色に着色しています。灯油は無色透明。軽油は無色透明から薄黄色です。無色透明な軽油と灯油を色で区別することはできません。
ガソリン車/ディーゼル車に、ガソリン/灯油/軽油をそれぞれ入れたらどうなりますか?
ガソリン車はガソリン、ディーゼル車は軽油の使用を前提に設計されています。このため指定された燃料以外の使用は、エンジンの不具合・損傷の原因となり、危険ですので絶対におやめください。
ガソリン・軽油が車にかかってしまいました。塗装が心配ですが、どうしたらいいですか?
すぐに、丁寧に拭き取り、洗車用の洗剤を使って水で流してください。 その後、ワックスをかけておく事をおすすめします。
- ※時間が経って、万が一変色などを起こしてしまった場合には、回復は不可能です。専門の業者に御相談ください。
人体への応急処置を教えてください。(ガソリン・軽油・灯油・重油共通)
- 1.眼に入った場合・・・清浄な水で最低15分間、眼を洗浄したのち、医師の手当を受けてください。
- 2.皮膚に付着した場合・・・水と石けんで付着した部分を洗ってください。
- 3.吸入した場合・・・
- 1.新鮮な空気の場所に移してください。体を毛布等でおおい、保温して安静を保ち直ちに医師の手当を受けてください。
- 2.呼吸が止まった場合及び呼吸が弱い場合は、衣服を緩め、呼吸気道を確保した上で、人工呼吸を行ってください。
- 4.飲み込んだ場合・・・無理に吐かせないで、医師の手当を受けてください。口の中が汚染されている場合は、水で十分に洗ってください。
災害などに備えて燃料油(灯油/軽油/A重油)を備蓄する際の注意点は?
石油連盟と資源エネルギー庁は、東日本大震災以降、警察、消防、病院、避難所などの社会的重要インフラ事業者に対して、非常用発電機の設置や燃料の備蓄などを呼び掛けています。
なお、一定期間保存した備蓄燃料を使用した場合、品質変化によって燃焼不良などの機器の不具合を引き起こす場合がございます。
燃料油を備蓄する際の注意点は、こちらをご確認ください。
本件に関するお問い合わせ先
ENEOSお客様センター TEL:0120-56-8704