ニュースリリース
2017年度
2017年9月19日
「中期環境経営計画」の策定について
各位
当社(社長:杉森 務)は、JXTGグループ理念、行動基準に定める「環境保全」の実現を目指し、2017~2019年度の中期環境経営計画および2030年度の長期環境目標を下記の通り策定しましたので、お知らせいたします。
記
今般策定の中期環境経営計画は、以下の6つの基本的な考え方を踏まえ、3つの重点テーマ「低炭素社会の形成」「循環型社会の形成」「環境保全の推進」に沿って具体的な取り組みと目標数値を定めました。
<基本的な考え方>
◇ 環境法規制の遵守
◇ 長期的な視点に立った環境目標の設定
◇ 事業活動における省エネ対策と環境配慮型商品によるCO2削減
◇ 資源循環(廃棄物削減)への対応
◇ サプライチェーン全体にわたる環境管理体制の強化
◇ 環境意識の更なる向上
<中期環境経営計画>
私たちは、「持続可能な社会の形成」を目指し、環境関連法令を遵守するとともに、環境管理体制の充実により、以下に掲げる環境経営計画に取り組みます。
長期環境目標 (2030年度) |
「製油所等における省エネルギー対策の推進」および再生可能エネルギーを含む「環境配慮型商品の販売・開発推進」により、2030年度CO2排出量について、2009年度比330万㌧の削減を目指す。 |
重点テーマ |
具体策 |
2019年度に向けた取り組み内容 |
Ⅰ. 低炭素社会の形成 |
製油所等における省エネルギー対策の推進 |
・省エネルギー対策の推進により、 CO2排出量2009年度比95万㌧削減 |
環境配慮型商品の販売・開発推進 |
・環境配慮型商品の販売・開発推進により、 お客様のCO2排出量を2009年度比115万㌧削減 |
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水素、再生可能エネルギー事業の展開 |
・水素ステーションの事業展開 ・公益信託ENEOS水素基金による技術革新への貢献 ・再生可能エネルギー事業の推進 |
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Ⅱ. 循環型社会の形成 |
廃棄物削減対策の推進 |
・ゼロエミッション・プラス(最終処分率0.5%未満)の維持 ・SSの改造時における既存設備の再利用 |
Ⅲ. 環境保全の推進 |
土壌汚染の調査・対策の推進 |
・稼働中SSにおける漏洩未然防止対策の推進 ・SS施設日常管理の総点検の強化 ・計画的な土壌調査・対策の継続 |
生物多様性保全策の推進 |
・製油所・製造所における環境整備 ・環境貢献活動の継続 |
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照明高効率化による環境保全 |
・事務所照明の高効率化83% ・SSの新設・改造時における照明のLED化 |
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環境教育の展開 |
・グループ社員を対象とした環境教育を継続 |
以 上