ニュースリリース

2018年度

2018年9月 7日

川崎地区における組織の一体化について

各位

 

 当社(社長:大田 勝幸)は、2019年4月1日に、川崎市川崎区において石油・石油化学製品を生産・製造する川崎製油所(所長:藤井 文人)と川崎製造所(所長:下村 啓)の組織を統合し、事業所名を「川崎製油所」とすることを決定しましたので、お知らせいたします。

 

 国内石油製品の構造的な需要減退やアジアを中心とした国際競争が激化するなど、石油業界を取り巻く環境が一層厳しさを増す中、昨年4月のJXエネルギー株式会社と東燃ゼネラル石油株式会社との経営統合により、当社は国内16カ所に製油所・製造所を有することとなりました。以来、川崎地区においては独立した2つの組織を維持しながら、統合シナジーを追求してまいりました。

 今般、更なる効率運営、安全・安定操業の高い次元での実現に向け、川崎製油所と川崎製造所の組織を統合することといたしました。これにより、石油精製・石油化学が高度に連携・垂直統合された川崎製油所は京浜臨海地区の一大生産拠点となります。このたびの組織統合により、中期経営計画で掲げている50億円の統合シナジー効果の実現に向けた取り組みを加速させ、同所の国際競争力強化を推進してまいります。

 

<組織統合の概要>

   1.組織統合日 2019年4月1日

   2.統合後名称 川崎製油所

   3.主な精製・製造能力

                                 原油処理能力                 23万5千バーレル/日

                                 エチレン製造能力         99万トン/年

                                 プロピレン製造能力        69万4千トン/年

                                 パラキシレン製造能力     35万トン/年

 

<目的・期待効果>

1.安全・安定操業の向上

川崎地区の製油所・製造所における安全文化の融合・ベストプラクティスの展開等による安全・安定操業の向上

 

2.競争力の向上

一体運営によるスピード感をもった全体最適の実現による競争力の向上

 

 

 

<川崎地区における製油所・製造所の位置図>

 

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以 上