ニュースリリース

ENEOS株式会社（以下、ENEOS）は、サーバー冷却用液浸冷却液「ENEOS IX シリーズ」が「2025年"超"モノづくり部品大賞」（主催：モノづくり
日本会議^※1、日刊工業新聞社）において、「生活・社会課題ソリューション関連部品賞」を受賞しましたので、お知らせいたします。

「"超"モノづくり部品大賞」は、2004年にはじまり今年で22回目となる表彰制度で、日本のモノづくりの競争力向上を支援するため、産業・社会の
発展に貢献する「縁の下の力持ち」的存在である部品・部材を対象としています。

この度受賞したサーバー冷却用液浸冷却液「ENEOS IX シリーズ」は、カーボンニュートラル社会の実現に向けた取り組みの一つとして、サーバーから
発生する熱を効率的に吸収し、高い冷却効率を実現する単相式液浸冷却^※2※3に着目し、関連企業と協業して液浸冷却液の開発を進め、2024年2月より
発売を開始しました。
本製品は、添加剤処方技術により高い酸化安定性を有し、使用期間の長期を実現しています。また、様々なニーズに対応できるよう以下の3つの
ラインナップを取り揃え、グローバル展開を図っています。

【ENEOS IXシリーズのラインナップ】
① 高引火点品：日本の厳格な消防法を考慮し、引火点≧250℃を有しつつ冷却効率を追求した商品
② 高冷却効率品：世界的な基準である発火点＞300℃を有しつつ冷却効率を追求した商品
③ カーボンニュートラル対応品：植物を原料とし、さらなるCO_２排出削減に貢献できる商品

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以　上

※1　人口・環境・資源などの制約への対応による「持続的に成長可能なモノづくり社会の実現」、世界から尊敬される日本ならではの「モノづくり風土、
　　 文化の醸成」を目指し、現在、2,000社を超える企業が入会している団体。　https://www.cho-monodzukuri.jp/
※2　単相式液浸冷却方法の概略図　https://datacenter-solution-forvice.com/iceraq/


※3　単層式液浸冷却システム　https://datacenter-solution-forvice.com/182/

システム全体（左）とサーバーが冷却液に浸漬している状態（右）


＜ "超"モノづくり部品大賞概要＞
主 催 ： モノづくり日本会議、日刊工業新聞社
後 援 ： 経済産業省、日本商工会議所、日本経済団体連合会
対 象 ： 「機械・ロボット」「電気・電子」「モビリティー関連」「環境・資源・エネルギー関連」
「健康福祉・バイオ・医療機器」「生活・社会課題ソリューション関連」

＜ ENEOS受賞履歴（ご参考）＞
2011年度 大賞 「エコジュール」
2013年度 奨励賞 「ミライフ」
2014年度 機械部品賞 「ＮＳクリーン」
2015年度 電気・電子部品賞 「ザイダー（カメラモジュール用）」
2016年度 生活関連部品賞 「KALEIDO SCREEN®」
環境関連部品賞 「ギヤグランドDXシリーズ」
2020年度　電気・電子部品賞「Nanoable® Waveplate」