ニュースリリース

2026年度

2026年9月17日

ENEOSが持続可能な船舶燃料(SMF)の環境価値の販売を開始

~海上貨物輸送のScope3排出量削減を支援~

 ENEOS株式会社(以下、「ENEOS」)は、海上貨物輸送を利用する貨物代理店企業・荷主企業向けに持続可能な船舶燃料(以下、「SMF」)1の環境価値の販売を開始しましたのでお知らせします。

 

 ENEOSはこれまで、国内外において航空分野における持続可能な航空燃料(以下、「SAF」)2、軽油の代替燃料としてHVO3、およびSMFの販売を通じて、お客様の脱炭素化を支援してまいりました。また、SAFについては燃料の販売だけでなく環境価値の販売を通じて、貨物代理店企業・荷主企業のScope3排出量削減への取り組みを支援してまいりました。

 

 海運分野では、GHG排出量実質ゼロに向けて低炭素燃料の活用が求められる一方、SMFの普及にあたっては、コストや供給体制、サプライチェーン上の制約が課題となっています。

そこでENEOSは、SMFの利用によって創出されるScope3環境価値を、実際の燃料供給とは切り分けて提供する仕組みを構築いたしました。

 

 海上貨物輸送を利用する貨物代理店企業・荷主企業は、実際の燃料供給地や利用船舶に制約されず、海上輸送サービスに伴うScope3排出量削減の手段として、SMFの環境価値を活用できるようになります。

本取り組みを通じて、ENEOSは、海運業界におけるSMFの普及を後押しするとともに、海上輸送サービスを利用する法人のお客様のScope3排出量削減を支援します。

   

 【SMF環境価値提供のイメージ】

SMF image.png

   

 ENEOSは、グループの長期ビジョンに掲げる「エネルギー・素材の安定供給」と「カーボンニュートラル社会の実現」との両立に向け、挑戦を続けています。

その一環として、SAF、HVO、SMFをはじめとするバイオ燃料について、調達から自社製造、販売までを一貫して担うサプライチェーンの構築と普及促進に取り組んでまいります。

 

※1 SMF(Sustainable Marine Fuel)  

 バイオマスや廃棄物等を原料として製造されるバイオ燃料(バイオディーゼル、バイオメタン、バイオメタノール等)や、再生可能エネルギー由来で製造される合成燃料(eメタン、eメタノール、eアンモニア等)を含む、GHG排出削減に資する持続可能な船舶燃料の総称。海運分野における脱炭素化への貢献が期待されている。

※2 SAF(Sustainable Aviation Fuel)

 詳細:航空機利用企業向けSAFの環境価値販売開始について(2024年9月18日公表)

※3 HVO(Hydrotreated Vegetable Oil)

 詳細:ENEOS根岸製油所へのHVO輸入について(2026年6月30日公表)

以上