第18回日中韓石油技術会議にて製油所装置運転モニタリングシステムの研究・開発成果を発表
第18回日中韓石油技術会議」が中国・北京にて開催され、内製開発した運転モニタリングシステムを当社の製油(造)所へ導入した成果について報告しました。
本会議は2007年から毎年継続開催されており、今年は11月5日から6日にかけて開催されました。石油関連業務に携わる日中韓3ヶ国の代表者が一堂に会して各国の石油エネルギーや環境政策、最新の石油関連技術等の研究成果を発表し、相互の情報交換と技術交流を行っています。
当社研究所員は"Advancement of Process Unit Monitoring Using Digital Technology"(デジタル技術を活用した製油所装置運転モニタリングの高度化 ※1 )という題目で講演し、新規運転モニタリングシステムの開発経緯とその導入効果をアピールしてきました。
このシステムはVBA ※2 およびRPA ※3 といった技術を駆使して開発され、監視すべきデータの自動取得機能を有しています。また装置スペシャリストが持つ知見を見える化/共有化する事で、装置ごとに監視すべき運転パラメータを全社的に改めて整備し、もし異常予兆が見つかった際には関係者へ自動でメール通知する機能も搭載しています。上記のような機能を持つ本システムは、当社の製油所・製造所におけるトラブル未然防止、業務品質向上、業務時間削減に寄与しています。
当社は今後もデジタル新技術・AIの研究開発を通して成功事例を創出し、「AIを活用した明日のあたり前」をつくることに貢献して参ります。



- ※1特許情報公開済。また類似内容を石油学会 広島大会(第54回石油・石油化学討論会)でも発表済。本ページ下部のリンク参照。
- ※2Visual Basic for Applicationsの略。Microsoft Officeで作業を自動化・効率化するためのプログラミング言語の名称。
- ※3Robotic Process Automationの略。処理手順を予めロボットにプログラムすることで、人の操作と同様に複数のシステムやアプリケーションを操作することができる技術。