JOB

プロセスエンジニアを知る

“プロセスエンジニア”の仕事とは?

高度なプロセス管理を通じて、
製油所/製造所の競争力強化・収益改善を実現させる仕事

原油から最終製品を作り出すまでの、製油所・製造所における全てのプロセスを最適化させる仕事です。原油の多様な留分を、安全に、かつ最も競争力の高い製品にするために、さまざまな装置を最適に運転し、さらに改造の計画・プロセス設計を行います。

プロセスエンジニアが担う工程

01

資源調達

02

輸送・備蓄

03

精製・生産・発電

04

物流

05

販売

人々の生活に欠かすことのできない石油はわたし達の元に届くまでにこのような工程を経ています。その中で、プロセスエンジニアはプラントエンジニアと共に、精製・生産・発電を担っています。

プロセスエンジニアが働く、
製油所とはどんな場所?

製油所の役割

地下から採掘された石油は「原油」と呼ばれます。
原油はそのままでは使うことができないため、沸点の違いを利用して様々な成分に分け、石油製品に作り変える必要があります。原油から石油製品を生み出す最前線の現場が、製油所です。

製油所が主に担っている役割

  • 地球環境に配慮した
    安全操業の維持
  • エネルギー・高品質な
    石油製品の安定供給
  • 低コストかつ
    高付加価値の
    製品を供給することで、
    競争力の向上に寄与

主な仕事内容 #01

運転管理

原油受入から製品出荷までのプロセスを滞りなく進めるためには、各タンクからの供給量や温度、圧力などの様々な条件が​適切であることが必要です。​
流体力学・化学工学の知識をもとに最適な運転条件を導出し、製油所の安定稼働に貢献します。
また、運転条件を変える、​装置を改造するといった施策により、​省エネ・コスト削減を実現します。​

主な仕事内容 #02

生産計画・需給管理

製品の製造は原料の調達から始まります。製油所に運ばれてきた原料を、「いつ」「どの原油を」「どの装置にかけて」製品を生産していくか計画を立てたり、生産した製品の在庫を適切に管理するのもプロセスエンジニアの業務領域です。

プロセスエンジニア職が語る
「この職ならではのやりがい」

設備改造・生成プロセス改善の
根幹に携われること

安全・安定操業を維持することはもちろんですが、既存の設備・精製プロセスの改造・改善によっていかに競争力をつけていくかが重要なポイントです。自身の提案した改善策で実際にコスト削減が実現した時には、大きな達成感がありました。

人々の生活の「あたり前」を
支えているという実感が得られる

ガソリンや灯油、軽油といった生活に身近な製品を精製していることはもちろん、航空燃料や船舶燃料、潤滑油などの法人向け製品も含め、ありとあらゆる石油製品を生産しています。自分が生産した商品が、広く社会の根幹を支えてることが目に見えてわかるため、やりがいを感じやすいです。

勤務地について

全国9か所の製油所と2か所の製造所が
ENEOSの製造体制を支えています。