2017年4月1日より、ご家庭向けを含むすべてのガス小売事業への新規参入が可能となり、それによって多種多様な新規事業者の中から消費者が自由にガス会社を選ぶことができるようになりました。
自由化後は、既存の都市ガス会社が使用していたガス管を使用して、新規参入の会社もガスを供給します。
最大のメリットは、自由化によってガス会社間での競争が生まれ、それがガス料金の値下げにつながることが挙げられます。また、ガスの使用量や生活スタイルに合わせた多様な料金プランの提供や、サービスを各社が開発することで、お客さまが自分に合ったガス会社を選ぶことができます。
切り替え先のガス会社へご連絡いただき、お申し込みをしてください。切り替え前のガス会社への解約手続きは不要です。お申し込みが完了するとガス会社より切替日の通知が届きますので、その切替日をもって新しいガス会社へ契約先が移行します。
既存のガス導管を使用してガスを供給するため、新たにガス管を引いたりする必要はありません。
ガス会社が変わっても、品質が変わることはありません。そのため、ご家庭で使用しているガス機器の交換なども不要です。
ガス会社が倒産や事業から撤退した場合でも、すぐにガスが使えなくなるわけではありません。ガス会社が倒産・撤退する場合は、事前に契約者に通知を行うことが義務付けられています。また、そのような緊急事態によって、どのガス会社とも契約をしていない状態になった場合でも、最終的にガス管を所有する導管会社(例えば東京ガス等)が一時的にガスを供給することが義務付けられているため、急にガスの供給が止まることはありません。
ご家庭内のガス機器の点検は契約先のガス会社(当社等)が、ガス管の保安や緊急時の対応はガス管を所有する導管会社(例えば東京ガス等)がそれぞれ行います。