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このページは、目次の中の第1編の中の第3章の中の第1節 石油製品の物流のページです。

石油製品の生産者から消費者までの一般的な物流は、製油所から油槽所を経由して消費者に届けられるものと、製油所から直接消費者に届けられるものとに分けられる。(図 1-3-1-1)

図 1-3-1-1 石油製品の輸送方法

輸送手段は大別して海上輸送と陸上輸送があり、荷姿の面からは中味輸送と詰め品輸送に分けられる。

また、一般的にナフサ、重油など産業向けの消費単位の大きいものは製油所からタンカー、タンク車等の中・長距離大量輸送が多く、ガソリン、灯油、軽油など消費単位の小さいものは、タンクローリーやトラック等による近距離少量輸送が多い。

最近は内需が減少する一方、石油製品、石油化学製品の輸出が拡大しており、外航タンカーによる海上輸送も多くなっている。表 1-3-1-1 は、輸送の種類とその特性を示したものである。

表 1-3-1-1 輸送の種類と特性
  海上輸送 陸上輸送
荷姿 中味 詰め品 中味 詰め品
輸送機関 タンカー コンテナ タンク車 ローリー パイプライン 鉄道コンテナ トラック
特性 長距離
大量
長距離
中量
中距離
中量
近距離
少量
近距離
大量
中距離
中量
近距離
少量



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