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フォトポリマー懇話会ニュースレター91号に当社開発脂環式エポキシに関する記事が掲載

エポキシ樹脂はプラスチック材料の一種であり、塗料・接着剤や3Dプリンターなどに幅広く用いられる材料です。当社はエポキシ樹脂の中でも光照射による硬化性に優れる脂環式エポキシの開発に取り組んでまいりました。
この度、当社が開発した脂環式エポキシ「エポカリック™」に関する研究成果が、「フォトポリマー懇話会」のニュースレター91号に掲載されました。

エポカリック™はモノマーとしての粘度が低く(図1)、硬化に必要な光照射量や触媒量を大きく減らす効果を持ち、プロセス・コスト改善につながることを見出しました。さらに汎用エポキシにエポカリック™を配合することで、エポキシ樹脂のガラス転移温度(耐熱性)の向上が可能です(図2)。近年樹脂に求められている高耐熱化のニーズにも応える材料であることから、電子材料やUVインクなどへの展開が期待されます。

図1 エポカリック™の構造と粘度
図2 エポカリックから得られた樹脂の耐熱性