本牧インサイト

マテリアルステージ9月号に当社開発透明ポリイミドモノマーに関する記事が掲載

ポリイミドは最も耐熱性に優れた強固なプラスチックです。その殆どは電子機器等の回路基板やエナメル線被覆材に使用されていますが、宇宙放射線耐性があることから人工衛星、宇宙探査機などにも使用されています。ただし、既存のポリイミドは黄~褐色に着色していることから無色透明材料として使用することは困難でした。
当社は、ガラスのように無色透明で耐熱性があり、かつ軽くて割れない材料の開発に取り組んでまいりました。この度、当社が開発した透明ポリイミドモノマー「ENEHYDE(エネハイド)® CpODA」に関する研究成果が、「月刊マテリアルステージ」の2020年9月号に掲載されました。

CpODAは、脂環式構造に加え、剛直な骨格を持つことから、CpODAの使用によりポリイミドフィルムに「高透明性」「高耐熱性」「低熱膨張性」の特徴を付与することができます。
CpODAより得られるポリイミドフィルムの使用により、従来ガラスが使用されている部材のフィルムへの置き換えが可能になると考えており、例えばフレキシブルディスプレイの一部材として適用されることを想定しています。

図1 ENEHYDE® CpODAの構造
図2 ENEHYDE® CpODAの外観
図3 ENEHYDE® CpODA製ポリイミド前駆体ワニス