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「スーパーリーンバーンに適した燃料組成の研究」について国際学会で発表

SAE International主催Powertrains, Fuels and Lubricants 2020 Digital Summit(2020年9月21~23日)において、「Research of fuel components to expand lean-limit in super lean-burn condition (Part ll)」と題し、スーパーリーンバーンに適した燃料組成に関する研究成果についてオンライン発表を行いました(当初は、ポーランドで開催予定)。
本学会は、自動車関連技術では世界最大の学会であるSAE Internationalが主催する国際学会であり、世界のオイルメジャーも自動車会社と同様に各々の技術について発表する中で、今回の発表により当社の技術力をアピールすることができました。

ガソリンエンジンにおいては、燃料がちょうど燃え切るのに必要な空気と燃料の比(理論空燃比)に対して空気量を2倍以上導入して燃やす技術であるスーパーリーンバーンが精力的に研究されており、より空気量が多い条件で燃焼させることで熱効率が向上することが知られています(※)。今回の発表においては、製油所で製造することができるガソリン基材の組合せと比率を調整することにより、より空気が多い条件での燃焼を可能とし、熱効率が向上できることを示しました。

図 当社所有エンジンによる燃料比較試験結果