本牧インサイト

電気化学会大会でDirect MCH®の特別講演を実施

当社の研究員は、2022年3月15日に開催された電気化学会第89回大会において特別講演を実施しました。講演題目は「再生可能エネルギーを利用した直接MCH電解合成技術の開発」です。
当社ではCO2排出削減に貢献できる技術として、再生可能エネルギーの貯蔵・輸送スキームを開発しています。エネルギーキャリアの一種であるメチルシクロヘキサン(以下「MCH」)を製造するためには、従来、水素製造と化学合成の2段階のプロセスが必要でした。当社では、MCHが1段階で合成可能な直接MCH電解合成法(Direct MCH®)を開発し、2019年度には世界初のCO2フリー水素製造・輸送の技術検証に成功※1、2021年度には豪州産再生可能エネルギー由来のCO2フリー水素を世界で初めて燃料電池自動車に充填することに成功しました※2。当日はこれら実証の詳細や、実用化に向けた大型化等の開発状況について発表しました。
今後も当社では、脱炭素・循環型社会の実現に向けて、本製法による「CO2フリー水素」製造技術の社会実装に向けた開発に取り組んでまいります。

  1. ※1関連プレスリリース
    「CO2フリー水素」を低コストで製造する世界初の技術検証に成功
    https://www.eneos.co.jp/newsrelease/2018/20190315_01_2011051.html
  2. ※2関連プレスリリース
    低コスト型有機ハイドライド製法(Direct MCH®)による豪州産CO2フリー水素サプライチェーン実証の規模拡大に成功しました!~再生可能エネルギー由来の水素を燃料電池自動車に充填~
    https://www.eneos.co.jp/newsrelease/20211102_01_03_1170836.pdf
写真:招待講演を行う高野 香織 担当マネージャー

関連論文

参考