

デジタル技術の発展によるデータ処理の急増およびデータセンターの電力消費の増大は、エネルギー業界における大きな課題となっています。最新のIT機器はますます高性能化しており、機器単位当たりの発熱量も増加しています。この発熱量を適切に冷却するために、さらなる電力の消費が必要なのが現状です。
液浸冷却は、既存の空冷や水冷と異なり、直接的に発熱源であるサーバーを冷却できることが特徴です。
生成AIの発展によるデータ通信量の益々の増加や、電子機器処理能力向上による発熱量の高密度化に対しても効率的に冷却を行えます。
既存の空冷データセンター(DC)における消費電力内訳の大部分を冷却のための空調に使用しています。
液浸冷却にすることで、空調で消費している電力を削減することができます。