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木質バイオマスからのエタノール生産技術開発について日本エネルギー学会賞を受賞

当社は王子ホールディングス株式会社と共同で2019年度 日本エネルギー学会学会賞(技術部門)を受賞しました。受賞題目は「輸送用燃料向けセルロース系バイオエタノール製造技術の開発」です。

地球温暖化対策として二酸化炭素排出量を削減するために、当社は自動車などの輸送用燃料向けセルロース系バイオエタノールの製造技術開発に以前より取り組んできました。当社のバイオエタノール製造技術は、近年問題となっている食糧との競合回避と、低コスト生産を両立させた点に特徴があります※1。今回の受賞はこのような当社エタノール製造技術の特徴が、エネルギー資源の確保・安定供給と低炭素化の観点から評価されたものです。

本開発は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託事業「セルロース系エタノール生産システム総合開発実証事業」の一部として、実施しました。

図1 当社のセルロース系バイオエタノール製造技術開発の関係者
  1. ※1NEWS & TOPICS
    「木質バイオマスからの世界初となるエタノール連続生産技術開発」について第12回日中韓石油技術会議で発表
    https://www.eneos.co.jp/company/rd/hommoku_insight/2019/202001_06.html

参考