スーパーハイランドSEシリーズ
基本性能
基本性能 作動油としての高い基本性能を追求したスーパーハイランドSEシリーズ
「極圧性」「摩擦特性」「熱安定性」「高圧高温時のポンプ耐久性」といった省エネ効果向上のために欠かせない主要4項目の試験を行った結果、それぞれに優れた数値を示し作動油として高い性能が認められました。
スーパーハイランドSEシリーズの極圧性
SP系添加剤の配合により高い極圧性を実現、その結果、低粘度化における焼き付きトラブルを回避します。
油圧作動油のISO規格では、不合格ステージが10以上と規定されているためスーパーハイランドSEシリーズはISO規格対応油となります。
FZG歯車試験
- 試験条件
- 油温:90℃ 回転数:1500rpm
スーパーハイランドSEシリーズの熱安定性
スーパーハイランドSEシリーズは、スラッジ生成量が極めて少なく、オイルの寿命を長期化させます。
熱安定試験
- 試験条件
- 油温:140℃ 触媒:銅ー鉄
スーパーハイランドSEシリーズの摩擦特性
摩擦調整剤の添加および非Zn系処方により低摩擦化を実現、従来のZnおよび非Zn系作動油に比べ摺動抵抗を低減します。
SRV試験
- 試験条件
- 加振振幅:1.5mm 荷重:100N
- 試験片:上部SUJボール、下部SUJディスク
スーパーハイランドSEシリーズの高圧ポンプ耐久性
高温・高圧の耐久試験で安定した容積効率および性状変化を示しました。試験終了後、ポンプ部品に摩耗などの異常も認められず、高温高圧条件下でも高い耐久性能を発揮します。
高圧ポンプ耐久試験
- 試験条件
- ポンプ:A2Fピストンポンプ
- 圧力:35MPa
- 油温:80℃
- 回転数:1800rpm