ダイバーシティ推進

障がい者の定着支援

1. 障がい者雇用と定着支援の取り組み

障がい者の法定雇用率が2.5%と定められている一方で、障がい者雇用率の社内目標を2.65%に設定し、障がい者雇用の促進を行っています。
本社をはじめとして、全国の事業所(製油所、支店など)でも積極的に障がい者の受け入れを行い、障がいの特性に応じた就業配慮を実施するとともに、障がいの有無にかかわらず、全ての社員が共に気持ちよく働くことのできる職場環境づくりを目指しています。
具体的には、障がいのある社員が長期にわたり安定的に働けるよう、正社員への登用制度を設けるとともに、「障害者職業生活相談員」の資格を持つ社員を配置し、障がいのある社員からの相談にいつでも応じることが可能な体制とするなど、安心、安全に働くことができる環境構築を実現しています。

また、2020年11月には、世界経済フォーラム年次総会(通称「ダボス会議」)において発足した、障がい者の活躍推進に取り組む国際的なイニシアチブである「The Valuable 500」の趣旨に当社も賛同、参加表明を行いました。

2. 取り組み事例

(1)障がい者理解の促進

精神障がいや発達障がいのある方についても積極的に受け入れを行っており、障がい者理解の促進に向けた取り組みを行っていきます。

(2)野球部応援歌「力と希望」

コロナ禍の中、「みんなで心をひとつにしたい。」「元気が出ることができないか」という想いから企画をスタートし、社員でさまざまな議論を重ねながら、伝統と歴史のある野球部応援歌「力と希望」に手話やジェスチャーをつけた動画を制作しました。

(3)社内手話教室の開催

聴覚障がいの有無にかかわらず所属会社・部門を超えた従業員間コミュニケーションを促進し、働きやすい職場を実現することを目的とした本教室は、仕事や生活上でよく使われる手話やすぐに使える簡単な表現を中心に取り上げており、毎月本社での対面方式で1回、Microsoft Teamsによるオンラインで1回の計2回開催しています。聴覚に障がいのある当社社員が講師となり、初めて参加しても楽しく手話を覚える時間にしています。