川崎製油所
環境への取り組み
環境方針
私たちは、「持続可能な社会の形成」を目指し、次のことに取り組みます。
- 1.環境関連法令の遵守
- 2.脱炭素社会形成への貢献
- 3.循環型社会形成への貢献
- 4.事業活動における環境保全の推進
- 5.操業管理システムの継続的改善
2023年4月1日
ENEOS株式会社 川崎製油所長
ISO14001の認証取得
国際規格の環境マネジメントシステム「ISO14001」認証を複数製油所・製造所と一括で取得しております。
<登録活動範囲>
下記石油製品及び石油化学製品の製造
- 石油製品{LPガス、ガソリン、ジェット燃料、灯油、軽油、重油、これらの半製品、ベンゼン、プロセスオイル類、硫黄}
- 石油化学製品{エチレン、プロピレン、1,3ブタジエン、イソブチレン、ブテン-1、分解ガソリン(RAW SCN)、分解重油(SK-125)、都市ガス(13Aガス)、メチルエチルケトン、C4留分(IBフィード)、石油樹脂類}
- オレフィン類、軽質ガス類、重質燃料油、アロマ類、合繊原料類、芳香族系高沸点溶剤、軽質パラフィン類、アルコール類、エーテル類、ナフテン系溶剤、ポリブテン、ポリイソブチレン、アルキルベンゼン、ノルマルパラフィン、灯油、ジシクロペンタジエン、純水
- スチームと電気の供給
- 1.川崎製油所/浮島北地区
神奈川県川崎市川崎区浮島町7番1号- 下記石油製品及び石油化学製品の製造
- 石油製品{LPガス、ガソリン、ジェット燃料、灯油、軽油、重油、これらの半製品、ベンゼン、プロセスオイル類、硫黄}
- 石油化学製品{エチレン、プロピレン、1,3ブタジエン、イソブチレン、ブテン-1、分解ガソリン(RAW SCN)、分解重油(SK-125)、都市ガス(13Aガス)、メチルエチルケトン、C4留分(IBフィード)、石油樹脂}
- スチームと電気の供給
- 2.川崎製油所/浮島南地区
神奈川県川崎市川崎区浮島町10番10号- 下記石油化学製品の製造
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- オレフィン類、軽質ガス類、重質燃料油、アロマ類、合繊原料類、芳香族系高沸点溶剤、アルコール類、エーテル類、ナフテン系溶剤、ノルマルパラフィン、灯油、ジシクロペンタジエン、純水
- スチームと電気の供給
- 3.川崎製油所/川崎地区
神奈川県川崎市川崎区夜光2丁目3番1号
神奈川県川崎市川崎区千鳥町10番1号- 下記石油化学製品の製造
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- オレフィン類、軽質ガス類、アロマ類、軽質パラフィン類、アルコール類、エーテル類、ナフテン系溶剤、ポリブテン、ポリイソブチレン、アルキルベンゼン、ノルマルパラフィン、純水
- スチームと電気の供給
環境対策設備
大気汚染防止対策
排煙処理設備
SOxの排出を減らすために燃料ガス中の硫黄分の除去や排煙脱硫装置の設置、またNOxについては低NOxバーナーの設置や排煙脱硝装置の設置で排出量の削減に努めています。
揮発性有機化合物(VOC)排出抑制の取り組み
2010年までの2000年比30%の削減義務に対して、当事業所での目標を達成しています。
テレメータシステム
大気汚染の原因となる硫黄酸化物・窒素酸化物・ばいじん等は各装置に組み込まれた排煙脱硫装置をはじめとする公害防止装置によって取り除かれています。その排出状況(硫黄酸化物・窒素酸化物)は水質の状況とともにテレメータシステムにより、川崎市の監視室にリアルタイムに送られています。
水質汚濁防止
排水処理設備
使用する水は、循環再利用に努めていますが、海域に排出される場合は環境に負荷を掛けないように油分分離装置や活性汚泥処理装置などで適切に処理しています。
環境負荷データ
(トン)
2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | |||
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大気 | 負荷量 | NOx | 2,503 | 2,230 | 2,533 | 2,412 | 2,486 |
SOx | 146 | 254 | 193 | 250 | 212 | ||
ばいじん | 133 | 113 | 136 | 110 | 90 | ||
水質 | COD | 340 | 278 | 315 | 265 | 296 | |
PRTR | 排出移動量合計 | ベンゼン | 16.2 | 17.3 | 17.2 | 14.9 | 15.9 |
トルエン | 14.2 | 12.0 | 10.6 | 11.7 | 13.2 | ||
キシレン | 6.5 | 5.7 | 7.3 | 7.0 | 6.7 | ||
廃棄物 | 発生量 | 34,256 | 31,615 | 31,117 | 26,626 | 25,402 | |
最終処分量 | 372 | 42 | 40 | 40 | 29 |