千葉製油所
環境への取り組み
環境方針
「持続可能な社会の形成」をめざし、次のことを当社および当所の環境方針として取り組みます
- 1.環境に関する法規および関連する諸規程の遵守を徹底する
- 2.低炭素社会形成への貢献の為、エネルギーの省力化と有効活用に努める
- 3.循環型社会形成への貢献の為、廃棄物の削減および再資源化を推進する
- 4.環境保全活動を積極的に推進する
2022年4月
大阪国際石油精製株式会社
代表取締役社長
千葉製油所長
ISO14001の認証取得
国際規格の環境マネジメントシステム「ISO14001」認証を複数製油所・製造所と一括で取得しております。
<登録活動範囲>
石油製品と石油化学製品の製造
環境対策設備
大気汚染防止
排煙処理設備
千葉製油所では、千葉県、市原市との三者協定により、燃料等の燃焼により発生するSOx(硫黄酸化物)、NOx(窒素酸化物)、ばいじんなどの排出基準が法令よりも厳しい基準で定められています。さらに、加熱炉には低NOxバーナーはもちろん、最新技術の超低NOxバーナーも採用しています。また、煙突から排出される燃焼排ガスには必要に応じて排煙脱硝装置や排煙脱硫装置、電気集じん機を設置して低減を図っています。
炭化水素排出抑制設備
千葉製油所では、光化学オキシダント原因物質の1つとされている炭化水素について、タンクローリーやタンク車の出荷設備に炭化水素回収設備を設置し、排出抑制をおこなっています。
水質汚濁防止
排水処理設備
製油所の排水は、石油精製装置から排出されるプロセス廃水、冷却水、タンク底部に溜まった水分を抜き出すときに出る排水と雨水などの排水に区分して処理しています。プロセス廃水は汚染度合により、排水処理装置で有害物質や油分を除去する系統と、油水分離装置で油分、スラッジ等を除去する系統に分けられ、その後、それぞれに適した、活性汚泥処理装置やサンドフィルター、活性炭などにより排水中の汚濁物質を除去します。
環境負荷データ
(トン)
2018年度 | 2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | |||
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大気 | 負荷量 | NOx | 596 | 715 | 615 | 691 | 703 |
SOx | 427 | 418 | 383 | 516 | 519 | ||
ばいじん | 33 | 27 | 36 | 33 | 23 | ||
水質 | COD | 20 | 22 | 19 | 21 | 24 | |
PRTR | 排出移動量合計 | ベンゼン | 0.4 | 0.5 | 0.4 | 0.5 | 0.4 |
トルエン | 4.2 | 4.0 | 2.5 | 2.7 | 2.9 | ||
キシレン | 1.0 | 1.1 | 0.9 | 1.2 | 1.0 | ||
廃棄物 | 発生量 | 16,294 | 15,207 | 14,726 | 15,677 | 13,889 | |
最終処分量 | 182 | 3 | 3 | 8 | 5 |