ダイバーシティ推進
女性活躍推進
1. 関連データ
2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | ||
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採用人数 ※1 | 合計人数(人) | 150 | 141 | 141 |
うち女性 (人) |
46 | 54 | 49 | |
女性比率 | 30.7% | 38.3% | 35.0% | |
社員数 | 合計人数(人) | 8,354 | 8,376 | 8,049 |
うち女性(人) | 886 | 937 | 941 | |
女性比率 | 10.6% | 11.2% | 11.7% | |
管理職 | 合計人数(人) | 2,002 | 2,033 | 1,932 |
うち女性(人) | 51 | 64 | 76 | |
女性比率 | 2.5% | 3.1% | 3.9% | |
男女の賃金格差 | 全労働者 | - | - | 74.0% |
正規雇用 | - | - | 73.8% | |
非正規雇用 | - | - | 33.2% |
ENEOS原籍社員(出向者含む)
- ※1当該年度に入社する者として採用した新卒学卒社員の採用人数(野球部員を除く)。
- ※2所属が「ENEOS株式会社」の従業員。(ENEOSホールディングス等との合同組織に所属する従業員は含まない。)
<参考>厚生労働省 女性の活躍推進企業データベース
2. 行動計画
(第3回計画期間:2023年4月1日~2026年3月31日)
女性活躍推進法に基づく行動計画 |
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次世代育成支援対策推進法に基づく行動計画 |
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3. 女性活躍推進に関する施策
(1)キャリア意識の醸成
キャリアアップを望む女性社員を役職者へと育成していくために、マネジメント育成に特化した社外研修に派遣したり、社外で活躍するロールモデル(メンター)との対話を通じて自身のキャリア意識を醸成するといったメンタープログラムを導入し、キャリア意識の向上に努めています。
(2)女性社員同士のネットワーク形成
女性社員同士の情報共有やネットワーク形成を支援し、キャリア継続やキャリアアップへの意識を高めることを狙いとして定期的に交流会を開催しています。
~過去の取組み紹介~
中東諸国の石油関連企業で活躍する女性社員との交流会
JCCP国際石油・ガス協力機関のリーダーシップ研修の一環で訪問された、中東諸国・石油関連企業の女性社員を招いて、キャリア形成や仕事と家庭の両立などをテーマに、当社の女性社員との英語でのディスカッションを行いました。
参加者の声
- 中東で活躍されている様々な会社の女性とお話をさせていただくことは、通常の業務では経験出来ない、とても貴重な機会でした。
- 中東の方々が「仕事に対するモチベーションは何?」と問われて、「プロへのキャリアアップ」「マネジメントする立場への成長」「後進への指導」などたくさんの答えを述べておられ、改めて「働く」とは何かを考える良い機会になりました。
女性運転員の交流会
製造現場における女性活躍推進プロジェクト((3)で詳述)の一環として、製造現場で運転員として働く女性社員同士の交流会を開催しました。運転部門ならではのやりがい・課題や自身が思い描く将来のキャリア等をテーマに、活発なグループディスカッションが行われました。
(3)製造現場における女性活躍推進の取組み
当社の各製油所・製造所では、女性社員の比率が約6.6%(全社は約11%)と低い水準に留まっています。こうした製造現場においても女性が働きやすい環境を整備すべく、2019年度より、人事部と製造部の合同プロジェクトである「製造現場における女性活躍推進プロジェクト」を発足し、以下のような取り組みを進めています。
- 1.インフラ環境の充実
- 女性用トイレ・休養室の設置・改善、設備改善による作業の省力化、作業服のデザイン変更、事業所内託児所の導入など
- 2.職場風土の改革
- 製造現場での女性の定着に向けた設備面・環境面等の整備基準をまとめたガイドラインの制定、上司向け研修の実施など
- 3.女性の積極採用
- より多くの女性志望者に当社製造現場での働き方を知っていただくための広報活動など
- 4.交替職場における柔軟な人員配置
- 昼夜交替勤務を伴う職場での人員配置の柔軟な運用など