女性活躍推進
1. 関連データ
2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | ||
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採用人数 ※1 | 合計人数(人) | 137 | 139 | 116 |
うち女性 (人) |
53 | 49 | 35 | |
女性比率 | 38.7% | 35.3% | 30.2% | |
社員数 | 合計人数(人) | 8,376 | 8,049 | 7,858 |
うち女性(人) | 937 | 941 | 930 | |
女性比率 | 11.2% | 11.7% | 11.8% | |
管理職 | 合計人数(人) | 2,033 | 1,932 | 1,836 |
うち女性(人) | 64 | 76 | 80 | |
女性比率 | 3.1% | 3.9% | 4.4% | |
男女の賃金格差 | 全労働者 | - | 74.0% | 75.1% |
正規雇用 | - | 73.8% | 75.0% | |
非正規雇用 | - | 33.2% | 36.7% |
ENEOS原籍社員(出向者含む)
- ※1当該年度に入社する者として採用した新卒学卒社員の採用人数(野球部員を除く)
- ※2所属が「ENEOS株式会社」の従業員(ENEOSホールディングス等との合同組織に所属する従業員は含まない)
<参考>厚生労働省 女性の活躍推進企業データベース
2. 行動計画
(第3回計画期間:2023年4月1日~2026年3月31日)
女性活躍推進法に基づく行動計画 |
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3. 女性活躍推進に関する施策
(1)経営との対話の機会
当社女性社外取締役3名による社内講演会を2023年11月から2024年1月にかけて開催しました。ビジネス界で活躍する講師3名が、言語のグループ経営や事業のあり方、自律的なキャリア形成におけるマインドの持ち方、リーダーシップの発揮の仕方等をテーマに従業員に語りかけ、エールを送りました。オンラインと会場参加を合わせ、計3回で延べ1,500名超の従業員が聴講。企業のビジネス転換やリーダーの心構え、組織経営におけるインクルージョンの重要性について多くの示唆を得ました。

(2)多様な女性リーダーとの対話・交流の機会
組織の意識決定層に多様なリーダーを増やしていくことが重要と考えており、女性リーダーの育成や登用を進めています。社内外の制度※を活用し、キャリアップを前向きに考えている女性社員を対象に、「マネジメント」の仕事をより身近に感じてもらい、管理職や役職者へのチャレンジを考える機会の一助として、現役のグループマネージャー(課長職)との対話の機会を設けています。マネジメントとしての苦労や大変さだけでなく、楽しさややりがい等を率直に共有しあうことで、自分らしいリーダー像を持つことが大切、というメッセージを共有しました。
- ※社外メンター制度(社外で様々な経験を持ち活躍している女性(メンター)とのメンタリングの機会)や社外でマネジメントを学ぶ公募派遣制度


(3)女性特有の健康課題への対応
女性特有の健康について社内で学ぶ機会を設けて、働きやすい環境づくりのため、以下のような取組みを行っています。
- 女性の健康についてのセミナー実施
入社後におこなう保健師との新入社員面談(性別を問わず女性特有の身体症状についても説明し理解を深める) - 定期健康診断における女性がん検診の実施(希望者のみ)
- セルフケア休暇の導入
- 不妊治療休暇の導入
(4)製造現場における女性活躍推進の取組み
当社の各製油所・製造所では、女性社員の比率が約6.6%(全社は約11%)と低い水準に留まっています。こうした製造現場においても女性が働きやすい環境を整備すべく、2019年度より、人事部と製造部の合同プロジェクトである「製造現場における女性活躍推進プロジェクト」を発足し、以下のような取り組みを進めています。
- インフラ環境の充実
- 女性用トイレ・休養室の設置・改善、設備改善による作業の省力化、作業服のデザイン変更など
- 職場風土の改革
- 製造現場での女性の定着に向けた設備面・環境面等の整備基準をまとめたガイドラインの制定、上司向け研修の実施など
- 女性の積極採用
- より多くの女性志望者に当社製造現場での働き方を知っていただくための広報活動など
(5)女性運転員の交流会
製造現場における女性活躍推進プロジェクトの一環として、製造現場で運転員として働く女性社員同士の交流会を開催しました。運転部門ならではのやりがい・課題や自身が思い描く将来のキャリア等をテーマに、活発なグループディスカッションが行われました。

