安全への取り組み
保安方針
私たちは、「誰もケガをしない、させない」、「設備の事故撲滅」を目指し、次のことを継続的に改善して取り組みます。
- 1.保安関連法規および関連する諸規程を遵守します。(特定要求事項の遵守)
- 2.保安管理システムの改善と安全衛生諸活動を確実に実行します。
- 3.危険源を認識し対応に努めます。
- 4.危機管理能力の向上に努めます。
ENEOS株式会社 根岸製油所長
第三者機関による保安力評価とその結果
保安力評価は、安全工学会で構築された評価手法であり、事業所の保安を支える安全基盤と安全文化を5段階で評価するものです。
製油所操業における基盤とも言える保安力について、自所の強み、弱みや業界内での位置づけが明らかになるため、当所では2018年に「安全文化」に関する保安力評価を受け、各種課題で明らかになった課題に向けて対応し、継続的に改善に取り組んできました。
2025年2月には「安全文化」に加え、「リスクアセスメント」、「教育」等に関する評価を含む「安全基盤」についても評価を受けました。
その結果、安全基盤の評価は非常に高く、業界のトップレベルに位置するとの評価をいただきました。また、安全文化についても業界平均を上回る高いレベルであり、安全最優先の意識も各階層で定着しているとの評価をいただきました。
一方で、今回の評価で根岸製油所の課題も明らかになりましたので、今後はこれらを改善の機会と捉えて必要な取り組みを進め、根岸製油所の更なる保安力の向上に努めていきます。
防消火設備、防災訓練、社外との連携、非常措置体制
防消火設備

あらゆる災害にも対応できる防消火設備を配備し、即座に防消火活動が行える体制を整えています。
防災訓練
万一の災害に備え、日頃から当所社員、専任の自衛消防隊および協力会社社員による緊急時の対応訓練を行い、防災対応力の向上に努めています。
社外との連携
近隣の事業所と相互の応援協定を締結することにより、大規模災害時には必要に応じて防災資機材の相互融通を行い、早期の災害拡大防止に努めます。
非常措置体制
火災などの災害が発生した場合、当所社員および協力会社社員による自衛防災組織体制を確立し、円滑な防災活動と地域住民への広報活動などを行います。